土木・建設業界にIT人材を供給する契約締結のニュース

ITハイスキル人材が土木業界を変える契約

2023年11月上旬、株式会社クラウドワークスが運営するテックダイレクトと、NEXCOグループの施工管理業務を手掛けるメインライン・エンジニアリングとの間で新たな契約が締結されました。この契約により、土木・建設分野における発注者支援業務にITハイスキル人材の供給が可能になります。

テックダイレクトの強み

テックダイレクトは、エンジニアやデザイナー、マーケターなどのITハイスキル人材と直接契約できるダイレクトリクルーティングサービスを提供しています。他社と比べて、最短3日で経験3年以上の即戦力フリーランス人材をマッチングできることが特徴です。

このプラットフォームは、準委任契約や請負契約、雇用契約など柔軟な契約形態にも対応し、特に業種や業界に特化することにより、スカウト返信率を30％まで引き上げています。また、2024年12月には登録人材を30,000人に増やす予定です。

メインライン・エンジニアリングの役割

一方で、メインライン・エンジニアリングは、高速道路の発注者支援業務を専門とする企業です。アナログ作業が根強く残る土木・建設業界において、ITハイスキル人材をもってDX（デジタルトランスフォーメーション）や効率強化を推し進める重要な役割を果たします。

同社は、創業以来の歴史の中で、多くのプロジェクトを通じて積算補助や工程管理、品質管理などの業務を展開し、信頼関係を築いてきました。信頼を大切にする姿勢は、今後も変わらず、国の交通網を支える企業として発展を続けます。

今後の展望

今回の契約により、土木業界はさまざまなデジタル技術を受け入れるチャンスを得ます。特に、テックダイレクトに登録するIT人材が現場に入り、技能を活かして効率的な施工を実現することで、新しいビジネスモデルの構築が期待されます。

このように、クラウドワークスとメインライン・エンジニアリングの提携は、デジタル化が求められる時代における大きな一歩となるでしょう。