「今のキレイも、10年後の輝きも」をコンセプトに美容や健康にまつわる情報を発信する「Kirei Style(キレイスタイル)」を運営する株式会社ビズキは、全国の女性2,000人を対象にPMSに関するアンケートを実施しました。
アンケートの結果、最も多かったPMSの症状は「イライラや怒りっぽさ」で、全体の29.5%を占めました。次いで「体のだるさ、倦怠感」が26.4%、「腰痛や下腹部の張り」が23.5%と続きました。
年代別に見てみると、PMSの症状で悩んでいる人は、20代で73.8%、30代で76.6%、40代で74.2%、50代で42.4%という結果になりました。特に30代は、女性ホルモンの分泌量がピークを迎える時期であり、ホルモンバランスの変動がPMSの症状を強める一因と考えられます。また、30代は出産を経験する女性が増える年代であり、出産後にホルモンバランスが大きく変動し、PMSの症状が変化したり強くなったりしている可能性も考えられます。
子供の有無による違いでは、「子供なし」の方が「肌荒れやニキビ」、「憂鬱感や気分の落ち込み」などの症状を多く訴えていることが分かりました。これは、子供がいない場合、自身に充てる時間が比較的多くなるため、自分の体の変化により気が付きやすくなり、肌荒れなどに敏感になっている可能性が考えられます。また、肌荒れそのものがストレス要因となり、気分が落ち込むという負のスパイラルに陥っていることも考えられます。
一方、PMSの症状は、体を動かして血流をよくすることで改善することがありますが、子供がいる方は子育てを通じて体を動かす機会が多く、これが自然とPMSの症状を軽減させている可能性も考えられます。また、子育てによって規則正しい生活リズムを維持するようになり、生活習慣が整うことで症状が改善している可能性も伺えました。
今回の調査では、約7割の方が何かしらのPMSの症状で悩んでいることが分かりました。PMSの症状を緩和するためには、適度な運動を行う、ご自身に合ったストレス解消法を見つける、嗜好品の摂取を控えるなど、ちょっとした工夫が大切です。症状が重い場合や日常生活に支障をきたす場合は、自己判断せずに婦人科や専門医を受診することも大切です。
Kirei Styleでは、健康や美容にまつわる情報を発信しています。日々のお悩みを解決したい方や、より美容を楽しみたいという方はぜひご活用ください。