アンリツ、Aリスト選定!
2025-02-14 14:03:25

アンリツがCDP2024にて環境分野最高評価を獲得!その取り組みとは

アンリツが環境分野で国際的な評価を受ける



アンリツ株式会社は、2024年度CDP(Carbon Disclosure Project)気候変動調査において、最高評価である「Aリスト企業」に初選定されました。この選定は、アンリツの環境への貢献と透明性のある情報開示が国際的に認められた結果です。特に、気候変動対策における顕著な実績が評価されたとされています。

CDPとは?


CDPは、企業や自治体に対して環境情報の開示を求め、その実績をグローバルな基準で評価する国際的な非営利団体で、今年度は24,800社以上が回答しました。日本企業では2,100社以上が参加し、様々な取り組みが示されています。

アンリツの取り組みと目標


アンリツは、2050年までにカーボンニュートラルを達成するため、2030年までにScope 1, 2で温室効果ガスの排出量を2021年度比で42%削減する計画を立てています。また、Scope 3においては2019年度比で27.5%の削減を目指しています。これらの目標はSBTイニシアチブの基準をもとに設定されており、Scope 1と2は1.5℃目標、Scope 3はWell-below2℃目標に従ったものです。

具体的な施策


Scope 1, 2の削減

  • - 再生可能エネルギーの導入: アンリツは厚木、東北地区、及びアメリカのカリフォルニアで太陽光発電設備を導入。2030年までに自家発電比率を約30%に引き上げる目標を掲げています。
  • - エネルギー効率の向上: 高効率の設備を導入し、社内全体の省エネ意識を高めるために、電力消費量を月ごとに確認できるインターネットコンテンツを設けています。これにより、2023年度のエネルギー消費量は前年度比で25.0%減少しました。

Scope 3の削減

  • - サプライヤーとの協働: サプライチェーン全体でGHG排出量を削減するための取り組みを強化。サプライヤーとの緊密なコミュニケーションがカギとなっています。
  • - 製品の省電力化: 新製品の開発時にはエネルギー消費量の低減を目指すアセスメントを実施し、持続可能な製品創出に努めています。

今後の展望


アンリツは、今後も気候変動対策を経営の重要課題として位置づけ、持続可能な社会の実現に向けて積極的な取り組みを続けていくことを表明しています。これにより、環境問題解決に向けて一層の貢献が期待されます。

終わりに


CDPの評価は企業の環境リスクや持続可能性を測る重要な指標であり、アンリツの選定はその貢献を示すものです。環境に関する意識が高まる中、今後の取り組みからも目が離せません。


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会社情報

会社名
アンリツ株式会社
住所
神奈川県厚木市恩名5-1-1
電話番号
046-223-1111

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