福島県いわき市での特別な交流イベント
10月5日に福島県いわき市の医療創生大学で開催された学園祭「創星祭」に、NPO法人ソーシャルデザインワークスが運営するソーシャルスクエア上荒川店が参加しました。このイベントへの出店は、看護学部の学生との出会いがきっかけで実現したもので、地域の方々との交流を促進しました。
出店の経緯と目的
ソーシャルスクエア上荒川は、障害を持つ方々が手作りの刃物を通じて社会と関わりを持つ活動をしています。今回の医療創生大学での出店は、看護学部の学生が当店で実習を行っていた縁で、学生から「学園祭で出店しませんか?」とのお声がけをいただくことから始まりました。このような地域とのつながりを生かし、新たな経験となることを目的とした出店を果たしました。
出店内容と当日の様子
出店場所は、医療創生大学いわきキャンパスの6号館2階。パラコードやビーズを使用したアクセサリーを販売し、訪れた多くの方々に手に取ってもらいました。これらの作品は、メンバーが一つ一つ心を込めて制作したもので、特にパラコードのブレスレットは、色合わせの違いで全く印象が変わるのが魅力です。
制作に関わったメンバーは、このプロジェクトに対して「パラコードを使った小物作りには以前から興味があり、ソーシャルスクエアの活動の一つとして始めることができてとても嬉しい」と語っています。
医療創生大学の学生の取り組み
今回の出店は、医療創生大学の看護学生の提案も大きな役割を果たしました。彼女たちは、「地域の方々に非日常の体験を届けたい」という願いからこのプロジェクトを提案し、ソーシャルスクエアのメンバーとともに文化祭を盛り上げました。当日、出店ブースに訪れたお客様の笑顔を見ることができ、貴重な体験になったと感想を述べています。
今後の展望
ソーシャルスクエア上荒川は、今回の出店を踏まえて、大学や地域とのさらなるつながりを模索していく考えです。共同での体験プログラムや交流イベントを開催し、メンバーの自己表現の場を提供することを目指しています。
私たちソーシャルスクエアは、福島県いわき市に拠点を持ち、経験豊富なスタッフがメンバーの「好き」を「得意」に変えるサポートを行っています。自分らしく働く場所や生き方を見つけるため、地域とのつながりを大切にした活動を続けていきます。
ソーシャルデザインワークスの理念
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークスは、「仲間とは感謝を持ちながら様々な生き方を応援し合うこと」を目指しています。20年後の未来社会に向けて、人々や地域、文化に貢献する様々な活動を通じて、仲間たちと共に歩んでいきます。地域の方々の勇気を引き出す取り組みを続けていく所存です。