株式会社Bloom Actが千代田区と契約
2023年、株式会社Bloom Actは、千代田区が行った公募型プロポーザル「経営相談受付システム提供業務」において、システムの構築・クラウドサービスの提供業者として選定されました。この契約により、新たな経営相談の在り方を提案し、中小企業事業者の利便性を高めるための取り組みが始まります。
経営相談の新たな課題
中小企業の経営者にとって、対面での相談に出向くことはしばしば難しいものです。多忙な日々の中で、区役所に行く時間を確保するのは簡単ではありません。また、電話での予約には受付時間が設けられているため、時間外に相談したいというニーズにも応えきれていないのが現状です。さらに、予約内容の行き違いや相談記録の非デジタル管理といった課題にも直面しています。
このような問題点を解決するため、Bloom Actは経営相談支援業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める取り組みを開始しました。これにより、職員の業務効率を高めるだけでなく、中小企業事業者が気軽に相談できる環境を整えることで、経営相談の質を向上させていきます。
「ROOMS」の導入とその特長
本業務では、株式会社Bloom Actが開発した経営相談支援システム「ROOMS」を導入することで、相談の受付からオンライン相談、相談記録の管理を包括的に行える体制が整います。このシステムの運用開始は2025年秋に予定されており、政府のデジタル化政策に抵抗することなく、さらなる行政業務の効率化が図られるでしょう。
ROOMSが選ばれる理由
1. 簡単な接続手段
「ROOMS」はインストールが不要で、URLリンクを一度クリックするだけで接続が可能です。この高いユーザビリティにより、中小企業の経営者も容易に相談できる環境が整います。
2. 豊富な接続方法
URLやカレンダー予約、専用のルームキーを用いて簡単に接続することができます。これにより、スムーズなコミュニケーションが実現します。
3. 国産製品ならではの機能
海外のWeb会議システムにはない、日本の接客シーンに特化した機能が豊富に搭載されています。プレゼン機能や豊富なセキュリティオプションなどが、企業に信頼性をもたらします。
4. 高水準のセキュリティ
全ての通信は、エンドツーエンドの暗号化によって保護されており、国内のサーバーにて情報管理が行われます。ISO27001の認証も取得しており、情報セキュリティ対策には万全を期しています。
今後の展望
経営相談のオンライン化が進む中、自治体だけでなく、金融業界や旅行、自動車、不動産業界でも「ROOMS」の導入が進んでいます。今後もBloom Actはより良いサービスの開発と提供に努めていく構えです。オンライン相談を通じて、対面以上の価値を提供することで、中小企業事業者のビジネス成功を後押しする新たな体験の創造を目指しています。今回の取り組みが、地域経済の活性化に寄与することが期待されます。
株式会社Bloom Actは、企業運営における新たなソリューションを提供し、時間の価値を重視したサービスに取り組んでいます。これらのイニシアティブを通じて、企業の成長と豊かな社会の実現を目指し、引き続き成長を続けていきます。