iYellが資金調達
2024-07-31 19:24:08

iYellが住宅ローン業務支援システムを強化、18.6億円の資金調達を実施

iYell株式会社は、住宅事業者向けのクラウド型住宅ローン業務支援システムを提供し、日本国内における住宅ローンに関する課題を解決する取り組みを進めています。このたび、同社は大東建託やエアトリなどの企業を引き受け先とした第三者割当増資を行い、合計で18.6億円の資金を調達しました。これにより、iYellの累計調達額は99.1億円に達しました。

iYellのビジョンとプラットフォーム


iYellは「国内最大の住宅ローンテックスタートアップ」として、自社のテクノロジーを活用した「住宅ローンプラットフォーム」を構築しています。このプラットフォームには、全国の数百行の金融機関や、数千社以上の住宅事業者が参加しており、住宅ローンのマーケットプレイスとしての地位を確立しています。

日本の住宅ローン市場の課題


日本の住宅ローン市場は、海外と比較して業務の効率が低いとされています。外国では、住宅ローン専門のブローカーがマッチングを行い、手続きのサポートをしています。しかし日本では、住宅事業者が住宅購入の相談に応じる一方で、住宅ローンの手続きも行うため、本業務が煩雑化しています。そのため、最適なマッチングが不十分で、業務に影響が出ることが多いのです。

iYellのサービス「いえーる ダンドリ」


iYellの主力商品である「いえーる ダンドリ」は、住宅事業者が抱える業務負担を軽減し、業績を向上させるための支援システムです。これを通じて、エンドユーザーに対して最適な住宅ローンを提案し、手続きのサポートを行います。住宅ローンに関する専門知識を持ったプロフェッショナルが、クラウド技術を活用して迅速かつわかりやすいプロセスを提供します。

今後の展望


調達した資金をもとに、iYellはさらなるサービス開発に注力する予定です。特に、住宅ローンプラットフォームへのアクセスを広げ、新たな価値を提供するための取り組みを強化します。また、住宅関連のトラブルを未然に防ぐためのシステム開発にも力を入れる方針です。これらはすべて、エンドユーザーの「マイホーム購入」という夢をサポートするための施策です。

提携企業の役割


今回の資金調達には、様々な企業が関わっています。大東建託は約41,000戸の賃貸住宅を新規供給している企業であり、iYellとの協力によって賃貸住宅市場の未来を共に創造することを目指しています。エアトリは、旅行業界での経験を活かし、iYellの成長を加速させるための支援を行っています。また、東京スター銀行は、ユニークな住宅ローンプラットフォームサービスの提供を行っており、iYellのさらなる発展を期待しています。

企業概要


iYellは2016年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。今後も、広がりゆく住宅ローン市場での地位を確立し、ユーザーに信頼される存在であり続けることを目指しています。これからのiYellの取組みに、業界全体が期待を寄せています。


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会社情報

会社名
iYell株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス5階
電話番号

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