恋愛小説の名手・小手鞠るいが描く新たな旅
2026年5月22日、株式会社平凡社から小手鞠るいの最新書き下ろし長篇小説『ラスト・ワルツ』が公開されます。これは、前作から4年の歳月を経ての新作であり、多くの読者が待ち望んだ作品です。
物語は、アメリカの片田舎での静かな日常を送る小説家・永遠子を主人公に展開します。夫のノエルと娘のクロエと共に平穏無事な日々を送っていた彼女が、ある日ラジオから流れたザ・バンドの曲により、封じ込めていた過去の記憶を呼び覚まされます。思い起こされるのは、京都で過ごした若き日の恋愛と、親友である弥生の存在です。弥生との関係は、彼女系列の痛みと裏切りに満ちたものでした。
余命を告げるメール
ある日、永遠子の元に届いたのは、親友・弥生からのメールでした。その内容は、余命を告げる衝撃の一文で、「人生とは儚いものです」との言葉が心に突き刺さります。永遠子は過去の傷と向き合い、新たな旅に出る決意を固めます。行き先は、「凪はそこにいる」と告げられたアイスランド。彼女と弥生の過去が交差する地点として、静謐な大地が選ばれるのです。
過去と向き合う旅
アイスランドの絶景の中で、永遠子はかつての痛みを再び心に響かせる旅を繰り広げます。そして、人生の“最後のワルツ”を奏でることで、語られなかった愛と向き合う姿が描かれています。この作品は、距離を超えて響き合う友情と愛の物語です。
著者の思い
小手鞠るいは、作品を書く過程で「たった一度でも愛した記憶があれば、残りの人生は幸せに生きられる」と述べています。愛と孤独、裏切りと赦しが織り成すこの物語は、感情を揺さぶること間違いなしです。
書店からの反響
すでに刊行前から多くの書店から絶賛の声が寄せられています。「昔の自分と向き合いながら、アイスランドの美しい景色を感じ取る物語には心酔しました」との声や、「まさに大人の恋愛小説」との感想が多く、読者たちの期待が高まっています。これは、ただの恋愛小説ではなく、心の深層に触れる深い物語です。
著者プロフィール
小手鞠るいは、1956年に岡山県で生まれ、ニューヨーク在住の作家です。児童書から大人向けの作品まで幅広く手掛け、多くの賞を受賞してきました。彼女の著作には、『エンキョリレンアイ』や『情事と事情』などがありますが、今回はその集大成として『ラスト・ワルツ』を世に問います。
書誌情報
- - 書名: ラスト・ワルツ
- - 著者名: 小手鞠るい
- - 出版社: 平凡社
- - 発売日: 2026年5月22日
- - 定価: 2,035円(税込)
- - ISBN: 978-4-582-84003-2
古くて新しいこの物語が、あなたにどんな感動をもたらすのか、ぜひ手に取ってみてください。