イオン、ARバーチャルメイクを本格導入
イオンリテールは来る9月下旬より、選定した109店舗において、パーフェクト株式会社が開発した「ARバーチャルメイク」を本格的に提供開始します。このサービスは、タブレット端末を用いて、自分の顔を映し出し、気に入った化粧品の色味や質感をチェックできる革新的な試着ツールです。
美容体験の進化
イオンの化粧品売場では、これまでにも「ビューティアーティスト」と呼ばれる専門の接客スタッフや、AIを活用した肌診断サービス「skinsense」を導入し、お客様に快適で楽しめる買物体験を提供してきました。今回の「ARバーチャルメイク」導入により、さらなる体験価値の向上を目指しています。
従来の化粧品テスターを使用するだけでなく、バーチャル環境での体験が可能になることで、顧客の不安を解消し、楽しく購入を決断できる空間が提供されます。
商品ラインナップ
このサービスでは、ベースメイクやアイメイク、リップなど、10ブランドから約700品目を展開。自分に合った商品をタッチアップせずに、簡単に体験できるのが特徴です。また、季節ごとにイエローベースやブルーベースに応じたメイク提案を行うので、自分にぴったりな商品を見つけやすくなっています。
オンラインでも楽しめる
実は、このARバーチャルメイクはイオンスタイルオンラインにも展開中で、8月上旬から既に利用可能。現物が手元になくても、メイクの楽しさを自宅で体験できるのが嬉しいポイントです。気に入った商品は、そのまま購入することも可能です。
ビューティアーティストとの連携
さらに、イオンのビューティアーティストは、接客の中でこのARバーチャルメイクを活用して顧客にぴったりな製品を提案します。好きな色味をバーチャルで試した後、実際に触れて質感や発色を確認することで、肌に優しい選び方ができるように配慮されています。
この新しいサービスは、関東や北陸信越、東海、近畿、中四国の132店舗における導入が予定されています。2025年に向けて美容業界のパラダイムシフトが期待されます。
まとめ
「ARバーチャルメイク」の導入により、イオンは化粧品販売の新たなスタンダードを打ち立てることでしょう。これによって、顧客がこれまで以上に自分に合ったメイクを楽しめる環境が整い、買い物が一層楽しくなることが期待されます。 これからの美容体験を、イオンと共に発見していきましょう。