米沢市が青森県むつ市を支援するための代理寄附受付を開始

米沢市の青森県むつ市への支援活動

2023年12月8日に発生した青森県東方沖地震により、青森県むつ市では甚大な被害がもたらされました。この地震の影響を受けたむつ市への支援として、山形県米沢市が代理寄附の受付を開始しました。米沢市の市長、近藤洋介氏は、むつ市の皆様への心からのお見舞いを述べています。

代理寄附とは？

代理寄附とは、被災していない自治体が被災自治体に代わって寄附を集める仕組みです。この制度により、被災地の職員は災害復旧や避難所での活動に専念できることが目的です。米沢市では、ふるさと納税ポータルサイトを通じて寄附の受付を行い、その事務処理を代行します。

青森県むつ市の現状

青森県むつ市は、最大震度6強を観測し、特に重要な医療機関であるむつ総合病院の入院病棟が影響を受けています。スプリンクラーの故障により、入院患者のベッド80床が使えなくなっています。むつ市では、迅速な救助と復旧のための対応が求められています。

代理寄附に関する詳細

米沢市による代理寄附の受付は、令和7年12月19日から令和8年2月28日まで行われます。寄附方法は以下の通りです：

- ふるさとチョイス：災害支援ページ
- さとふる：令和7年12月青森県東方沖地震の災害緊急支援寄付
- ふるなび：災害支援ページ

なお、避けるべき点として、代理寄附による寄附者向けの返礼品は提供されないことに注意が必要です。

米沢市の紹介

山形県米沢市は、東京から新幹線で約2時間の距離に位置しています。四季折々の風情を楽しむことができ、特に米沢牛や美味しいお米、季節の果物が豊富です。市内には歴史的な名所や旧跡が点在し、昔から上杉家の城下町として栄えています。

そのため、米沢市は「ものづくりのまち」としても知られ、有機EL技術など新たな技術の発祥地となっています。また、越後の龍・上杉謙信を祀る上杉神社や、すき焼きの街としても知られる魅力的な地域です。