探究学舎が新たな代表に加藤理啓氏を迎え、学びの革新を進める

株式会社探究学舎、新代表取締役社長の誕生

株式会社探究学舎は、2025年2月1日より新代表取締役社長として加藤理啓氏を迎えることを発表しました。正式に共同代表体制に移行し、前社長の宝槻泰伸氏は代表取締役CLXO（Chief Learning eXperience Officer）として新たな役割を担います。この移行は、同社が掲げる「驚きと感動の種をまく」という理念の下、さらなる事業拡大と教育の革新を目指すものです。

共同代表体制の意義

探究学舎は、2012年に三鷹に創業し、従来の教育スタイルとは一線を画す「興味開発型」の教室を提供してきました。2020年以降、オンライン授業を強化し、多くの子どもたちに教育機会を提供していますが、2023年10月には通塾事業も再開し、より多様な学びを実現しています。今回の体制変更は、経営の強化を目的としており、加藤氏は過去の豊富な経験を活かし、さらなる成長を図ることでしょう。

新たなリーダー、加藤理啓

加藤理啓氏の経歴は非常に興味深いです。慶應義塾大学を卒業後、通信業界の国際事業や経営企画に従事し、その後ソフトバンクで新規事業の運営に携わりました。2014年にはClassi株式会社を設立し、教育分野での経験を積んできました。加藤氏は、教育に対する熱意と多様なビジョンを持ち、探究学舎のメンバーとともに「熱狂的な学びの体験」を創出していくことを強く期待されています。

加藤氏の抱負

加藤氏は就任にあたり、「探究学舎は教育のリーディングカンパニーとして、無限の可能性を持つ子どもたちと情熱を持ってつながり、感動的な体験を共に創り出していく」と述べています。また、「多くの子どもたちに『楽しい！』『また学びたい！』と思ってもらえるような体験を届けることが私たちの使命です」とも語り、探究心を育む姿勢を明確にしています。

未来へのビジョン

探究学舎が展開する80種類以上のオリジナル授業は、受験や学校教育にとらわれず、宇宙、生命、医療、数学、経済、歴史など、幅広いテーマを扱っています。2024年には年間で1万人以上の子どもたちが参加する見込みで、海外からのアクセスも増えています。加藤氏のリーダーシップの下、これからの探究学舎はさらに多くの子どもに「学びの楽しさ」を体験させる機会を提供し続けるでしょう。