「日本みどりのゆび舞台芸術賞」前期募集開始
日本の演劇界を支援するための「日本みどりのゆび舞台芸術賞」の第3回前期募集が2024年10月9日から11月11日まで行われます。この賞は、演劇が持つ力を信じ、人々に感動を提供するために設立されました。
劇団への支援を目的とした賞
演劇は観客に生きる喜びをもたらし、社会を活性化させる芸術文化です。しかし、日本では演劇に対する支援が十分ではありません。最近、コロナウイルスの影響で公演が中止される事態が続いており、演劇界は厳しい状況に置かれています。そこで、この賞は劇団への表彰を通じて知名度を高め、財政的な問題を克服する支援を行うことを目的としています。
賞の受賞者には、「大賞」(副賞250万円)、「HOPE賞」(副賞120万円)、および「選考委員賞」(副賞15万円)が贈られ、受賞劇団は授賞式に参加し、表彰を受けます。特に「大賞」は、優れた功績があった劇団に授与され、その名に恥じない素晴らしい舞台を支えてきたことが評価されます。
募集対象
対象となる劇団は以下の要件を満たす必要があります:
- - 国内で演劇活動を行っていること(伝統芸能や音楽企画を除く)。
- - 過去2年以上の活動実績があること。
- - 観劇審査期間中に公演予定があり、基金の調査員が観劇可能であること。
スケジュールと応募方法
公募は2024年10月9日に開始し、締切は11月11日17:00です。一次選考の結果通知は2024年12月中に行われ、観劇審査は2025年から2026年にかけて実施されます。応募は、必要書類を揃えて所定のフォームにご提出ください。
詳細な応募要項や書類様式は、
こちらからダウンロードできます。
今後の展望
第4回「日本みどりのゆび舞台芸術賞」からは観劇審査期間が1年間に拡張されます。それに先駆け、今回の第3回では、観劇審査期間は15ヶ月と設定され、次の後期募集が2025年3月に行われる予定です。
公益財団法人 日本フィランソロピック財団について
この財団は2020年に設立され、社会貢献へ向けた資金提供を目的に活動しています。寄附者の意図を大切にしながら、豊かな社会の実現に向けて尽力しています。詳細情報は
こちらからご覧ください。