LA発「Presence.fit」が日本市場におけるフィットネスの未来を切り開く！

LA発フィットネスプラットフォーム「Presence.fit」の日本進出

アメリカ・ロサンゼルスに本拠を置く「Presence.fit」は、フィットネスと食事データの連携を活用した新しい試みで日本市場に進出します。このプラットフォームは、NeuralXが開発したAI技術を用いて、ユーザーのフィットネス履歴データをもとに、パーソナライズされた健康管理の提案を行います。

「Presence.fit」は、新型コロナウイルスの影響で、多くの人々がフィットネスジムやスタジオに足を運ぶことが難しい状況に対応し、自宅で行える効率的な運動ソリューションを提供します。具体的には、エクササイズの内容や強度、時間に応じて、ユーザーに最適な食事メニューをシャープの家電を通じて提案します。

この取り組みでは、ユーザーの運動状況に基づくカスタマイズされたプログラムが可能になります。例えば、食事からカロリーをオーバーした日には、有酸素運動を増やす提案が行われます。これにより、ユーザーは自身の健康を効果的に管理できるようになります。

新しいフィットネス体験を

「Presence.fit」は、ビデオチャットを使ったリアルタイムコーチングを通じて参加者のモチベーションを高める工夫も行っています。複数の参加者が同時にクラスを受講することで、共に頑張る仲間の存在から刺激を受けることで、より楽しいフィットネス体験を提供します。また、運動解析に特化したAI技術を活用し、参加者のフォーム分析や運動データの計測を行い、個別化された指導を実現します。

さらに、参加者の運動履歴がデータ化されることで、個々の成長の軌跡を視覚化。これにより、ユーザーは自分の進歩を確認しやすくなり、より高いモチベーションを維持することができます。

NeuralXとシャープの連携

「Presence.fit」を支えるNeuralXは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校から出たAI専門家と著名なフィットネスインストラクターたちによって2019年に設立されました。NeuralXは、高度な技術と専門知識を駆使し、アメリカを中心にサービスを拡大してきました。今回の日本進出にあたっては、シャープのAIoTクラウドとの連携が鍵となります。これにより食事の履歴データとエクササイズプログラムの連携が可能となり、利便性の高い健康管理システムの構築を目指します。

「Presence.fit」の取り組みについては、2020年10月20日から23日まで開催される「CEATEC 2020 ONLINE」で詳しく発表されます。オンラインコンファレンスに参加し、新しいフィットネスの可能性を感じてみてはいかがでしょうか。

この革新的なプラットフォームが日本のフィットネス市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。