エンプロイヤーブランディングの重要性
2025-08-21 18:34:23

西野雄介氏が語る人材採用の新戦略とエンプロイヤーブランディング

西野雄介氏が語る人材採用の新戦略とエンプロイヤーブランディング



2025年9月12日、東京に位置するホテル椿山荘で行われる日本ホテル協会の「第42回トップセミナー」に、ランスタッド株式会社の人事本部タレント部長である西野雄介氏が登壇します。このセミナーは、近年のビジネスの核となっている「人」に焦点を当て、現在の労働市場における人材採用の重要性を解説します。

現代に求められる従業員価値提案(EVP)



近年の労働市場では、企業が従業員に提供する「価値」に対する認識が変わりつつあります。「仕事」と「生活」を見直す働き手が増え、従業員価値提案(EVP)が企業の未来を左右する要素として急速に重要性を増しています。特に、ホテル業界においては、人手不足という厳しい現実が存在しており、従業員の定着や採用が急務です。

西野氏の講演では、ワークライフバランスや報酬の改善が求められている現状を踏まえ、ホテル業界がどのように人材を惹きつけ、維持することができるのかについて具体的な事例を基に解説します。特に、ランスタッドが行った「ワークモニター2025」調査では、仕事の選定におけるワークライフバランスが報酬よりも重要視されていることが明らかになりました。

離職率に関するデータの重要性



日本のホテル・宿泊業界の離職率は25.6%と、全産業平均の15.0%を大きく上回っており、ここに問題と解決策が潜んでいます。多くの従業員が退社を考える理由には、生活費に対する低い報酬やワークライフバランスに対する懸念が含まれています。この状況を改善するためには、企業は競争力のある報酬、柔軟な労働時間、働きやすい環境を提供することが不可欠です。

エンプロイヤーブランディングの実践



西野氏は、マーケティングの観点から従業員を考える重要性を強調します。その中で、「顧客理解」と「価値創出」の視点がどのようにエンプロイヤーブランディングに繋がるのか、リアルなケーススタディを通じて示していきます。特に、効果的なエンプロイヤーブランディングは、人材獲得につながり、さらには企業文化の醸成にも寄与することが期待されます。

セミナーは、対面参加とウェビナーでの配信が可能。会員ホテルからの参加費用は制度により異なるため、事前に日本ホテル協会の公式サイトで詳細を確認することをお勧めします。さらに、このセミナーを通じて、労働市場のトレンドを掴み、明日の人材戦略を改革するヒントを得る貴重な機会となるでしょう。参加希望者は早めの申し込みを忘れずに。

日本ホテル協会のご紹介



日本ホテル協会は、国内約240のホテルで構成される団体で、業界の健全な発展と観光事業への貢献を目指しています。質の向上や人材育成、情報提供など、様々な活動が行われています。このような内容を踏まえ、ホテル業界の未来を協会とともに創り上げるために、積極的に参加する意義があるといえるでしょう。


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会社情報

会社名
ランスタッド株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート21F
電話番号

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