日鉄エンジニアリング株式会社と株式会社ブライセンは、2024年11月20日から22日の期間中、神奈川県のパシフィコ横浜で開催される展示会「Edge Tech+2024」において共同出展します。この取り組みは、両社が進めている協業の一環として行われ、基調講演にも登壇する予定です。基調講演のテーマは「工場/プラントDXの課題と未来に向けた備えとは?」であり、最新のAIや自動化技術を活用した業務効率化について具体例を交えながら議論を行います。
この基調講演では、特にChat GPTなどの大規模言語モデル(LLM)を現場でどのように活用するかという課題に焦点を当てます。人や機械が担っていた業務がどのように自動化されていくのか、その流れの中で私たちが直面する課題についても考察します。また、日鉄エンジニアリングが開発したAI・IoTを活用する統合プラットフォーム「Think Platform®️」の進化についても詳しく説明する予定です。
基調講演は11月21日の午後1時から1時45分まで、展示会場内のRoom Aにて開催されます。展示会は全体として2024年11月20日から22日まで開かれ、日々の開催時間は午前10時から午後5時、21日のみ午後6時までとなっています。
日鉄エンジニアリングは、EPC・O&Mに関する技術的なノウハウを40年以上にわたり蓄積しており、特にプラントが自立して効率的に運営されることを目指した「Think Platform®️」は、その成果の一部です。このプラットフォームは、プロセス制御技術にAIを取り入れ、最適な運営を支えるものです。ブライセンは、アノテーション分野でのリーダーであり、特に自動車メーカー向けのサービスにおいて豊富な実績を誇ります。このように、両社の強みを活かすことで、Think Platform®️へのMLOpsの導入が進み、業界全体の効率化やコスト削減が期待されています。
展示内容は、主にMLOpsに関連する技術に焦点を当てたものとなります。AIモデルの品質管理や、新たなプラントへの導入においても、Think Platform®️はすでに得た知見をフィードバックしながら進化を続けています。AIの実証研究から運用までトータルで支援することができるソリューションは、今後一層の発展が見込まれています。
両社が共同で時間をかけて進めてきたこの取り組みは、製造業界など多岐にわたる分野への展開を計画しており、今後の展望が楽しみです。展示会では、技術の最前線を体感できる貴重な機会が提供されるため、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
詳細な情報は公式サイトにも掲載されているため、興味のある方はぜひ確認してください。