学生起業家たちの挑戦の場「第1回GSEA京都大会2023」
2023年11月22日(水)、京都府旧議場において、待望の学生起業家コンテスト「第1回GSEA京都大会2023」が開催されます。この大会は、世界最大の起業家団体であるEO(起業家機構)が主催しており、毎年多くの学生起業家が世界に羽ばたくための登竜門とされています。
GSEAとは?
「GSEA」とは、Global Student Entrepreneur Awardsの略で、1998年にアメリカ・セントルイス大学で始まりました。世界中から多様なバックグラウンドを持つ学生たちが集まり、各自の起業アイデアやビジネスプランを競い合います。このコンペティションを通じて、学生たちは起業家精神を育み、国際的な舞台で自らのビジョンを実現する機会を得ることができます。
本年度から日本では、京都、大阪、関東、東北、北海道、九州・沖縄の6つの地区予選が行われ、選ばれた学生たちは2024年2月の日本大会へと進みます。その後、上位入賞者はさらに世界大会に出場し、50カ国以上の学生起業家たちとアイデアを競うことになります。
賞金と支援
京都大会で1位に輝くと、優勝賞金20万円と日本大会への出場権が与えられます。そして、日本大会での1位には100万円、世界大会ではさらに素晴らしい賞金が用意されています。具体的には、1位には5万ドル、2位には2万ドル、3位には1万ドルが授与されます。これだけでなく、優秀な経営者たちが学生起業家に対して事業成長のための支援を行うことも特筆すべき点でしょう。
過去の日本大会の優勝者たちも、各自の企業で大きな成功を収めています。たとえば、ディープラーニングを活用した病理画像診断ソフトを開発しているメドメイン株式会社の飯塚統さんや、Forbes JAPAN誌の「世界を変える30歳未満の30人」に選ばれた農業課題解決に取り組むサグリ株式会社の坪井俊輔さんなどの実績がその一例です。
大会のスケジュール
- - 日時: 2023年11月22日(水)17:00~(開場16:30)
- - 会場: 京都府旧議場
- - 入場料: 無料(Peatixでの事前登録が必要)
大会は、開会式に始まり、出場者によるピッチ、記念講演(フォロフライ株式会社代表取締役 小間裕康氏)、そして最終的には授賞式と懇親会が行われます。
出場者は、Canette株式会社の額見怜央さん、アイナインオー株式会社の小島伊織さん、wakabar株式会社の杉山誠一郎さんなど、多彩な顔ぶれが揃っており、彼らの挑戦がどのように繰り広げられるか注目です。
審査員について
審査は、各業界のトップに君臨する方々が担当します。株式会社OND代表取締役の近藤淳也氏や、京都信用金庫の常務理事 竹口尚樹氏など多様な背景を持つ審査員たちが、学生起業家たちのビジネスプランを厳格に評価します。
このように、「第1回GSEA京都大会2023」は、未来の起業家たちが集い、互いのアイデアを交流し、競い合う重要な場です。学生たちの新しい挑戦が切り開く未来を覗き見ることができる一日となるでしょう。ぜひ現地でその熱気を感じてみてください。