日本産青果物の魅力を世界に発信!ハローキティとのコラボプロモーション展開
日本産青果物とハローキティのコラボが実現
2024年8月23日、日本青果物輸出促進協議会(以下、日青協)と日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)が連携し、アジア地域にて人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーションプロモーションを発表しました。この取り組みは、日本産青果物の認知度を高め、輸出を促進する狙いがあります。
なぜハローキティ?
「ハローキティ」は今年でデビューから50周年を迎え、世界中で広く愛されています。このキャラクターの魅力を借りて、国内の青果物の良さを伝えることが期待されています。特に、子どもたちに向けて日本産の青果物を身近に感じてもらい、親子で楽しむ食文化を提案します。多くのファンを抱えるキャラクターと日本の果物の組み合わせは、消費者には新鮮な体験を提供するでしょう。
プロモーション内容
今回のプロモーションでは、日本産青果物の輸出に向けた重点品目を7つ設定しています。具体的には、りんご、ぶどう、もも、かんきつ、いちご、かき・かき加工品、かんしょが対象です。これらの品目は、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナムといった国々で展開されます。
「Grown with Love and care -Japanese premium Fruit, Smile-guaranteed Quality-」というコンセプトのもと、日本の青果物がどれほど丁寧に育てられているかを説明し、ハローキティがもたらす「愛情や楽しさ」と絶妙に融合させようとしています。
具体的な展開プラン
日青協は、現地の小売店や外食店舗と連携して、店頭でのプロモーションを行います。これにはポスター、チラシ、デジタルツールの導入が含まれ、ARフィルターを使ったキャンペーンやSNSでの訴求を通じて、商品の魅力を発信します。
また、現地消費者に向けて、日本産果実マークを活用したさまざまな販促活動を展開し、イベントやデジタルキャンペーンを通じての認知度向上を図ります。これにより、新鮮で安心な日本産青果物のイメージを定着させ、消費拡大へとつなげます。
日青協とJFOODOの役割
日青協は、国産青果物の輸出促進を目的としてさまざまなプロモーション活動を行っています。一方、JFOODOは日本産食品の海外プロモーションを専門に担い、両者の連携により、グローバル市場における日本の農産物のブランディングを強化しています。
今後の展望
この取り組みにより、日本の青果物が持つ「美味しさ」や「高品質」そしてその「安心感」がアジアの消費者により強く伝わることが期待されています。特に、質の高い日本の果物を贈り物として選んでもらい、消費者の心に響くようなプロモーションの展開がカギとなります。
今後の展開に目が離せません。ハローキティと日本産青果物が、どのようにシナジーを生み出し、アジアの市場を攻略していくのか、引き続き注目していきたいと思います。