新たなトレイル体験を提供する「Stumpjumper 15 Alloy」
2024年9月18日、スペシャライズドはその名を冠した最新モデル「Stumpjumper 15 Alloy」を発表しました。このモデルは、1981年に初めて市場に登場したStumpjumperの精神を受け継ぎつつ、さらに進化を遂げたマウンテンバイクです。特に注目されるのは、その高い走破性とコントロール性、そして幅広いカスタマイズ機能です。日本国内への入荷は11月を予定しており、多くのライダーが待ち望む一台となるでしょう。
耐久性に優れたM5アルミ合金を使用
「Stumpjumper 15 Alloy」は、強度を誇るM5アルミ合金を素材として採用しており、その耐久性は特筆に値します。この合金は、前後シャシーとリンクを一体として設計することにより、トレイルライディングに最適な剛性を確保しています。これにより、どんな厳しい地形でも安定した走行が可能になり、ライダーは思う存分冒険を楽しむことができるのです。
カスタマイズの自由度
このバイクのもう一つの魅力は、その高度なカスタマイズ機能です。Stumpjumper 15 Alloyでは、6つのジオメトリ設定が可能で、ライダーの好みや走行する地形に応じて最適なパフォーマンスを引き出すことができます。特に、ヘッドアングルは専用のアッパーヘッドセットカップを調整することで63度から65.5度まで変更できるため、好みに応じた走行スタイルを実現できます。さらに、S3、S4サイズでは別売りのショックリンクを用いることで、後輪を27.5インチに変更することが可能です。
マット・ハンターのコメント
プロライダーであるマット・ハンターもこの新モデルに期待を寄せています。「このStumpyは、私の限界を常に押し広げてくれる存在です。以前は躊躇していたセクションも、全開で挑めるようになった。」と語る彼の言葉が、このバイクの持つポテンシャルを物語っています。
価格とカラーオプション
「Stumpjumper 15 Alloy」は、税込396,000円で販売され、カラーはグロスホワイトマウンテン/ダークモスグリーンとサテンキャストブルー/ダヴグレーの2色から選べます。サイズはS2、S3、S4が用意されており、特にS2サイズはマレット仕様実装のモデルとなります。
スペシャライズドのこだわり
スペシャライズドは、アメリカ・カリフォルニア州に本社を構え、自転車業界に革新をもたらし続けているブランドです。「Pedal the Planet Forward」をモットーに、サイクリングを通じて人々の健康や生活の質を向上させることを目指しています。特に自社の風洞実験施設であるWin Tunnelを利用して、エアロダイナミクスを追求し続けている点が、スペシャライズドの特長でもあります。
新たに登場した「Stumpjumper 15 Alloy」は、革新的な技術とカスタマイズ性を兼ね備え、トレイルライダーにとって見逃せない一台です。まさに、オフロードの新境地を開く可能性を秘めています。