日本セーフネットが新開発した10Gbps暗号化装置を発表

日本セーフネットが発表した新しい暗号化装置



2009年7月29日、日本セーフネット株式会社は、最新の暗号化装置「Ethernet Encryptor」の10Gbps対応モデルの発売を発表しました。この装置は米国の情報セキュリティ企業SafeNet、Inc.によるもので、特にアメリカ政府機関において実績のある製品です。

Ethernet Encryptorとは?


Ethernet Encryptorは、特に機密データを保護するために設計された通信装置です。政府機関や省庁は、オフィス間やデータセンター間で大量のデータをやり取りしているため、高度な暗号化が必要です。この装置は、通信の管理業務の負担を軽減しつつ、ネットワークの安全を確保します。

10Gbps対応の意義


一般的に、データの移動速度は非常に重要です。特に10Gbpsの速度に対応することで、大規模なデータを効率的に処理できます。これにより、機密データのセキュリティが強化され、コスト削減にも寄与します。SafeNetの最高技術責任者Joe Moorcones氏も、「政府機関はWAN上でのデータ保護に優れたソリューションを必要としている」と述べています。

AFCEA West 2009での発表


この装置は米カリフォルニア州サンディエゴで開催されたAFCEA West 2009で発表されました。AFCEAは軍通信の分野で最も権威のあるイベントであり、多くの産業リーダーが集まる重要な場です。ここでの発表は、日本セーフネットにとっても大きな意味を持ちます。日本国内においても、今後広域イーサネットでの10Gbps回線を利用し、Ethernet Encryptorの販売を強化する予定です。

国内市場における展開


日本セーフネットは、既存の10Mbps、100Mbps、1Gbps対応の製品に加え、新たに10Gbpsのモデルを展開することにより、ネットワークセキュリティの強化を図ります。これにより、データ通信の安全性を保ちながら、コストを抑えることが可能になります。

SafeNetについての概要


日本セーフネットの親会社であるSafeNetは、情報セキュリティのリーダーとして世界的に認知されています。この会社は過去数十年にわたり、企業及び官公庁のデータの保護に貢献してきました。SafeNetの製品は、通信、知的財産、デジタルIDなど、さまざまな分野において使用されています。特に、近年増加するセキュリティリスクに対応するための革新的なソリューションを市場に提供しています。


会社情報


  • - 企業名: 日本セーフネット株式会社
  • - 所在地: 東京都港区新橋6-17-17
  • - 公式サイト: http://jp.safenet-inc.com

今後も日本セーフネットの技術革新に期待が寄せられます。新たな暗号技術で、さらなるセキュリティ向上の道を切り開いていくことでしょう。

会社情報

会社名
日本セーフネット株式会社
住所
東京都港区新橋6-17-17御成門センタービル8F
電話番号
03-5776-2751

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