堺市・堺DX推進ラボが公式ファイナリストに
堺市が誇る「堺DX推進ラボ」が、2025年に開催される日本DX大賞のファイナリストに名を連ねました。今回の受賞は、地域企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための取り組みが評価された結果です。
順調な応募実績
日本DX大賞は、デジタル技術を活用して社会やビジネスの課題を解決し、持続的な成長を目指すプロジェクトを表彰する prestigiousなイベントです。今年の応募数は158件に達し、その中から厳選された24件が最終候補として選ばれました。堺DX推進ラボの取り組みは、特に「地域ぐるみでのDX支援」が新たな価値を創出することに注目されています。
取り組みの概要
「堺DX推進ラボ」は、堺市内の中小企業のDX推進を目的とした産学官金の連携体です。独自の「堺DX診断」により企業の課題を可視化し、デジタル人材の育成や新規事業の創出支援を行っています。具体的には、以下のような支援が行われています。
- - 人材育成: 補助金を活用し、デジタル技術に明るい人材の育成を推進。
- - 新規事業創出: 支援プログラムを通じて、企業が新たに事業を立ち上げる助けを行なっています。
これにより、地域全体の企業価値向上を図り、地域経済の持続可能な発展に貢献することが期待されています。
参画機関
この取り組みには、以下の機関が参画しています。
- - 堺市: 事務局として最初のまとめ役。
- - 堺市産業振興センター: 地域産業の振興を目的とした活動。
- - さかい新事業創造センター(S-Cube): イノベーションを支援。
- - 堺商工会議所: 商業の発展を支える組織。
さらに、池田泉州銀行や大阪シティ信用金庫、NTT西日本など、多岐にわたる公的支援機関や金融機関が協力しています。このように、多面的なアプローチで地域企業のエコシステムを支えています。
日本DX大賞の意義
日本DX大賞は、デジタルトランスフォーメーションを通じて、社会やビジネスの変革を目的とした取り組みを評価するアワードです。デジタル技術の導入のみならず、組織や社会全体のあり方を革新することがこのアワードの核心です。優れたDX事例の発信を通じて、日本全体のDX推進が加速されることが期待されています。
今後の予定
「日本DX大賞2025サミット&アワード」は、2025年7月16日(水)に渋谷ストリームホールで行われる予定です。この場で堺DX推進ラボは、以下のプログラムに参加します。
- 時間: 16:00~17:00(予定)
- テーマ: 『伴走』の先に何がある?DX支援者が語る、中小・地域の成長を促す実践の軌跡
- 時間: 17:15~18:00(予定)
- 内容: 地域DX部門を含む各賞が発表されます。
公式サイトでは参加登録や詳細情報が掲載されていますので、ぜひご確認ください。
日本DX大賞2025サミット&アワード公式サイト