がん治療と仕事の両立を支援する株式会社ルネサンスの取り組み

株式会社ルネサンス、がん治療と仕事の両立支援

株式会社ルネサンス（以下「当社」）が、神奈川県が実施する「かながわ治療と仕事の両立推進企業認定事業」において、名誉あるプラチナ企業に認定されたことをお知らせします。この認定は、がんや循環器病など、特定の病に対する治療と仕事の両立を推進するための取り組みが評価され、全国で約235社が承認されています。

「かながわ治療と仕事の両立推進企業」とは

神奈川県におけるこの認定制度は、がん治療を必要とする従業員が安心して働ける環境を整備することを目的としています。具体的には、各企業が休暇制度や勤務制度を整えることで、治療を受けながらも仕事を続けられるよう支援しています。現在、プラチナ企業には159社が名を連ねています。

健康経営宣言と従業員への取り組み

当社では、「生きがい創造」の実現に向け、従業員が健康であることを非常に重視しています。この理念のもと、特にがん対策に努めており、「ルネサンス健康経営宣言」を制定し、人的資本への投資を徹底しています。また、経済産業省と日本健康会議が共同選定する「健康経営優良法人2024～ホワイト500～」にも、8年連続で認定されています。

がん対策の具体的なプログラム

当社は、従業員ががんについて理解を深め、適切な支援を受けられるよう、以下の取り組みを行っています。

- がんリテラシー向上: 従業員向けにがんに関する知識を提供し、キャリアデザイン研修では乳がん早期発見のためのリンパストレッチセミナーを実施しています。また、がんサバイバー向けには、オンラインレッスンサービスを福利厚生の一環として提供。

- がん治療支援制度: 治療を考慮した休暇制度や時間単位の年次休暇、時差出勤、在宅勤務など柔軟な働き方を推進。また、相談体制の整備や上司向けの研修を行い、両立支援に対する理解を深めています。

「がん特化型運動施設」の開設

2019年には、大阪国際がんセンター内に「がん特化型運動施設ルネサンス運動支援センター」を設立しました。この施設では、がん患者のクオリティ・オブ・ライフ（QOL）向上を目指し、がん専門の運動指導士が個別指導やグループレッスンを提供しています。指導士は、がん治療の知識を持ち、患者の悩みや苦痛を理解した専門家として、支援に取り組んでいます。