株式会社商船三井が運航を担当する北極域研究船「みらいⅡ」は、2026年11月の完成を目指しています。この船は日本初の砕氷機能を有する研究船であり、国際的な研究プラットフォームとして期待されています。
現在、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、本船の建造過程や観測機器の紹介、船で働く人々の姿を映したYouTube番組を制作中です。この番組では、北極域に関するさまざまな疑問や興味を探求する「北極調査隊キッズ」を募集しています。
「北極調査隊キッズ」は、小学3年生から中学3年生までの子どもたちを対象としています。本船や北極域研究にまつわるさまざまなテーマに挑戦できる貴重な機会です。さらに、オリジナルキャラクターと共に学びながら、地球や海洋、環境、科学に対する興味を深めることができます。
応募は2024年9月13日(金)の23:59まで受け付けており、興味のある方は公式の公募ページを通じて申し込む必要があります。なお、応募条件を満たした子どもたちは、YouTube番組に出演し、北極調査の様子を多くの人に伝えることができます。参加することで、未来の科学者や研究者としての第一歩を踏み出すチャンスとなるでしょう。
本船は、世界最高レベルの研究観測機能を持っているため、参加者たちは最先端の研究現場に触れることができる貴重な体験を得られます。また、JAMSTECによる北極域研究の取組みや、それに関わるさまざまな職種の仕事内容に触れることができるので、自分の将来に向けた具体的なビジョンを描く手助けにもなります。
恐らく、北極域研究は今後さらに注目される分野であり、環境問題への関心が高まる中で重要性が増していくことでしょう。このプロジェクトを通じて、参加者は地球環境への理解を深め、科学の楽しさを実感することができるはずです。
北極域研究船「みらいⅡ」の建造や運航に興味がある方は、ぜひこの機会にご応募ください。詳細な情報は、JAMSTECの北極域研究船プロジェクトウェブサイトでご確認いただけます。子どもたちが科学への興味を抱き、探求心を育てるための素晴らしいチャンスです。多くの参加を期待しています!