近畿大学と曽爾村の共同マルシェ、地域特産品をPR
令和5年(2023年)から両者が連携して進めてきた「そにのわCSA」の一環として、近畿大学農学部と奈良県曽爾村、そして一般社団法人曽爾村農林業公社が地元の特産品を販売するマルシェを開催することが決まりました。このイベントは2025年7月16日(水)に近畿大学奈良キャンパスで行われ、地域の農産物や加工品、特に曽爾村の名産を広く紹介します。
CSA(地域支援型農業)とは?
CSAは、農業者と消費者が直接つながる新しい形の農業支援モデルです。この取り組みでは、消費者が事前に農産物の代金を支払うことで、農業生産者を応援し、地域農業の発展に寄与することを目指しています。今回のマルシェでは、曽爾村産の規格外トマトや、農学部生が開発に関わったオリジナルのトマトソースなどが販売されます。
マルシェの開催
2025年のこのイベントは、近畿大学と曽爾村の共通の目標である地域活性化を実現するための重要な機会です。過去2回のマルシェも成功を収め、多くの参加者が地元特産品の魅力に触れ、文化や歴史への理解も深まったことでしょう。今回のマルシェは、学生や教職員だけでなく地域住民にとっても大きな期待が寄せられています。
特産品の魅力
曽爾村はその豊かな自然と文化、そして独自の農業構造を持っています。九州と近畿の境界に位置するこの地域では、清らかな水と肥沃な土壌のもとで育てられた農産物が多く、特にトマトはその品質で知られています。さらに、今回はその美味しさだけでなく、使いやすさを考慮した加工品の販売を行うことで、訪れる人々に新たな発見を提供します。
近畿大学と曽爾村の包括連携協定
近畿大学と曽爾村は、令和元年(2019年)に包括連携協定を結び、地域の活性化に向けた多岐にわたるプロジェクトを推進しています。特に、農業の6次産業化を目指し、企業との連携を強化することで、地域の持続可能性を高めています。
まとめ
このマルシェは、参加者が地域の新鮮な農産物に触れる機会であると同時に、農学部生が実践を通じて地域の農業の理解を深め、応援する場でもあります。地元ファンを増やし、曽爾村の農業者が次世代を担う農産物の魅力を次々と世に広めることが期待されています。
ぜひ、近畿大学奈良キャンパスで開催されるこの特別なマルシェに参加して、地域の魅力を実感しましょう!