LEAN BODY、新機能「デイリースタート」リリース
株式会社LEAN BODY(東京・渋谷)が、最新のフィットネス体験を提案する新機能「デイリースタート」を発表しました。本機能はAI技術を活用し、個別のプロフィールや嗜好に基づいて毎日最適なエクササイズを提示します。運動習慣を続けられないという多くの人々の悩みを解決するため、短時間で取り組めるレッスンを提案し、持続可能な運動環境を実現します。
1. デイリースタートの仕組み
「デイリースタート」は、AIがユーザーの過去のデータを学習し、1回10分以内の短時間で行える運動を毎日提案します。この機能により、ユーザーは忙しい日常の中でも隙間時間を活用して運動を取り入れることができ、運動不足がもたらす健康リスクを軽減できます。
2. 背景にある健康課題
日本は長寿国ではありますが、生活習慣病や運動不足といった健康問題が深刻化しています。総務省のデータによると、65歳以上の人口は29.1%にのぼり、高齢者が今後さらに増加する見込みです。こうした背景を受けて、LEAN BODYは個々のデータを基にしたパーソナライズを進め、ユーザーが運動を“続けやすく”するための手段としてAIを導入しました。
3. 新しい運動習慣を作る
従来のフィットネスプログラムでは、全ての人に同じトレーニングメニューが提供されることが一般的でした。しかし「デイリースタート」では、AIが一人一人のデータを分析し、最適なレッスンを自動的に選択・提示します。これにより、自分に合った運動を行えるため、運動がより楽しくなり、続けやすくなります。
4. 導入の未来
LEAN BODYは、「デイリースタート」をスタート地点として、さらに
- - 連続記録(ストリーク)機能の追加
- - 体調や環境に基づくレッスンの生成
- - 健康保険組合や医療機関との連携
といった未来の機能展開を考えています。これにより、AIとウェルネスを融合させ、生活習慣病予防や医療費削減に向けたアプローチが進むでしょう。
5. 代表取締役からのコメント
Lean Bodyの代表取締役社長、中山善貴氏は「AIは、ウェルネスにおける“継続”という最大の課題を解決する鍵です。ユーザーのライフログを分析し、その日の最適な運動を提案することで、より自然で楽しい運動習慣が実現します」と述べています。これにより、健康経営を目指す企業や自治体と協力しながら、社会全体の健康を向上させる新たな基盤を築くことを目指しているといいます。
まとめ
LEAN BODYの新機能「デイリースタート」は、AIを駆使して個人に寄り添う運動習慣を実現する画期的な取り組みです。今後の展開に期待するとともに、運動習慣の深化による健康社会の実現に向けての一歩を注視したいと思います。