共立女子大学がリーダーシップ教育を発信するシンポジウムを開催
2025年3月1日、東京都千代田区に位置する共立女子大学と共立女子短期大学では、「リーダーシップの共立🄬」をテーマにしたシンポジウムを開催します。このイベントは、将来を担う若者たちにリーダーシップ教育の重要性を伝えることを目的としています。特に、若い世代が社会に貢献できるリーダーとなるための資質を養う環境を整えることが求められています。
4年間の取り組みが結実する瞬間
本学では「共立リーダーシップ」という概念を用いて、学生が自立し、協働しながら目標を達成する力を育成しています。その中で、2024年度からは全学プロジェクト「共立リーダーシップGP」が開始され、すでに30を超える取り組みが実施されています。このシンポジウムでは、以下の3つのプロジェクトに焦点を当てた発表が予定されています。
①
商品開発コンテスト
ビジネス学部によるこの取り組みは、学生がマーケティングを学びながら自ら企画を立て、商品化を競い合います。彼らは自身のアイデアをウェブ上で発表し、フィードバックを受けつつ改善を重ね、最終的には企業に提案する形となります。このプロセスを通じて、学生は実践的なスキルを習得し、実際の市場での商品化を目指します。
②
館園実習における共立リーダーシップの実践
このプログラムは、学生が学びの環境を整えたり、実践的な経験を提供したりすることで、リーダーシップの概念を深く理解し、自信を持って学内外に発信する機会を提供します。
③
看護学部での共立リーダーシップ評価システムの構築
この取り組みは、看護学部の全教育課程を通じて共立リーダーシップの能力を評価するシステムを導入するもので、将来的にはリーダーシップを備えた人材の輩出を目指しています。
基調講演とパネルディスカッション
シンポジウムの冒頭には、ソフトバンクの人事企画部長、杉原倫子氏による基調講演が行われます。彼女は「社会・企業が求めるリーダーシップと女性活躍のキャリア」というテーマで、現代社会におけるリーダーシップの重要性や女性の社会的役割について考察します。また、早稲田大学の常任理事、井上文人氏が「早稲田大学におけるリーダーシップ教育と教職員の重要性」に関する講演を行います。
その後、パネルディスカッションでは、杉原氏、早稲田大学の教授である日向野幹也氏、共立女子大学のリーダーシップ教育センター長である岩城奈津氏が参加し、今後のリーダーシップ教育の方向性や共立女子大学の役割について意見を交わします。
イベント詳細と参加方法
- - イベント名: 2024年度共立リーダーシップGPシンポジウム
- - テーマ: 誰もがリーダーシップを発揮する組織への一歩~「リーダーシップの共立🄬」実現への歩みと挑戦~
- - 日時: 2025年3月1日(土)13:00~17:00
- - 場所: 共立講堂(東京都千代田区一ツ橋2-2-1 本館隣接)
本シンポジウムは、新たなリーダーシップ教育のメソッドを探求し、参加者が学びや意見を交流できる貴重な機会です。参加を希望される方は、リーダーシップ教育センターまたは大学企画課へお問い合わせください。