健康気象アドバイザー認定講座のご案内
近年、日本の夏は猛暑が続く中、熱中症の危険性がますます高まっています。2024年には「熱中症警戒アラート」の発表回数が2020年の10倍以上に達しました。これを受けて、NPO法人バイオクリマ研究会は、暴暑から人々を守るために「第18期健康気象アドバイザー認定講座」を2025年5月9日から8月8日までの期間、オンデマンド形式で実施します。
この講座では、猛暑の影響を軽減するために必要な知識とスキルを学びます。熱中症を引き起こす原因には、気温や湿度、風といった「環境」、年齢や既往歴、体調といった「からだ」、そして運動や屋外作業などの「行動」が影響します。受講後は、健康気象アドバイザーとして、個々の場面に応じた適切な判断ができるようになることが期待されます。
講座の特徴と目的
この講座の目的は、熱中症防止に特化した知識を身につけ、今後も続く異常気象に対する意識を高めることにあります。具体的には、熱中症のメカニズムやヒートショック、さらには衣食住に関連した気候変動について広範囲にわたる学習を提供します。
健康気象アドバイザーの資格は、受講と試験を経て取得でき、今後は医療、介護、スポーツといった多様な分野で活躍できるチャンスが広がります。これまでにも540名以上の専門家がこの資格を取得しており、日常生活における健康管理や、特に気象変化に敏感な方々のリーダーとして重要な役割を果たしています。
講座内容
講座は全15講座から成り、以下のようなテーマを扱います:
- - 健康気象の概論(気候・生理)
- - 環境と健康、感染症、スキンケア、気象と運動の関係
- - 気候変動が健康に及ぼす影響
このように、環境と健康の関連に関する理解を深めつつ、実用的な知識を身につけることができます。
受講料と申し込み
受講は全講座の一括申し込みのみ受け付けており、一般の受講料は50,000円、学生は25,000円です。法人で5名以上の申し込みを行う場合は、1名あたり40,000円と割引が適用されます。
申し込みは2025年7月9日まで受け付けています。この機会に、気象と健康への理解を深めて、自身や周囲の健康を守るためのスキルを手に入れてはいかがでしょうか。
募集要項
- - 名称: 第18期健康気象アドバイザー認定講座
- - 主催: NPO法人バイオクリマ研究会
- - 後援: 日本生気象学会
- - 協賛: いであ株式会社
- - 開催形式: オンデマンド配信(講義PDF資料付)
- - 配信日: 2025年5月9日(土)12:00~2025年8月8日(金)12:00
受講生の募集が始まりましたので、詳細については公式サイトを通じてご確認ください。健康と環境を守るため、あなたも健康気象アドバイザーの資格を取得して、社会に貢献しましょう!