エコポイント調査
2009-07-14 13:48:25
エコポイント交換商品に関する全国的意識調査を実施
エコポイント交換商品に関する意識調査結果
先日、株式会社ぐるなびが実施した調査により、エコポイント制度に対する消費者の意識が明らかになりました。調査は2009年7月2日から7月6日にかけて、20歳から79歳の男女を対象にインターネットで行われ、全体で1,422件のサンプルが収集されました。エコポイント制度は省エネ家電の普及を促進するために設けられたもので、消費者の関心が高まる中、その実態を探ることが狙いです。
エコポイント対象商品の購入状況
調査結果によると、エコポイントが取得できる家電製品を購入した人はわずか6.0%、購入予定と答えた人は24.5%です。合わせて30.5%がエコポイント対象商品を検討または購入したことが明らかになりました。一方で、69.4%は「現在はない」または「わからない」と回答し、多くの消費者がエコポイント制度に未参加であることが分かりました。
交換したい商品で見えた消費者ニーズ
続いて、消費者がエコポイントで交換してみたい商品について尋ねたところ、商品券が最も人気で61.8%の支持を受けました。商品券が選ばれる理由には、「使い勝手の良さ」や「多用途性」が挙げられ、実用的な選択肢であることが強調されています。
次いで人気を集めたのは、クレジット系商品券が42.4%、食品や飲食券が39.9%と続きました。消費者は、外食や買い物において自由に使用できるアイテムを求めているようです。
外食への意欲
さらに、エコポイントをギフトカードや電子マネーなどと交換した際、外食に利用したいかという質問では、半数以上の54.9%が外食を楽しみたいとの回答を寄せました。特に、20代女性では「ぜひ利用したい」が36.1%に達し、外食の利用意向が高いことが分かります。
外食を希望する理由には、「普段行けない高級レストランに行きたい」や「家族との良いコミュニケーションを図りたい」といった意見があり、ちょっとした贅沢感を求める傾向がうかがえます。
調査から見えてきたもの
今回の調査により、エコポイント制度への消費者の関心や、具体的なニーズが浮き彫りになりました。エコポイントを利用した商品の選択肢は多岐にわたり、消費者の生活スタイルや価値観反映しています。今後のエコポイント制度の発展には、こうした消費者の声を反映した対応が重要であると言えるでしょう。消費者が自身の利益に直結する選択肢を持つことで、制度が一層活性化し、持続可能な社会の実現へとつながることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ぐるなび
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー11階
- 電話番号
-
03-6744-6463