森を守るプロジェクト
2025-11-26 15:06:18

全国各地で森とつながる!クリスマスリースプロジェクトが終了間近

クリスマスリースを通じて森を守るプロジェクトの意義



現在、一般社団法人森を守るクリスマスリース協会による「森を守るクリスマスリースプロジェクト」が、全国8つの拠点で実施されています。このプロジェクトは、森林整備で生じたスギやヒノキの枝葉を利用して、クリスマスリースを作成し、支援者に届けるものです。実施期間は11月30日までのため、残すところあとわずか!

本プロジェクトは、参加者がリース作りを楽しみながら、森を守る重要性やその現状について学ぶことができる場を提供しています。さらに、集まった支援金は木こりの活動や各地域の森林保全に資金的に寄与されています。これにより、地域の森林の健全な再生を目指す取り組みが加速しています。

プロジェクトの背景



日本の国土の約7割は森林ですが、現在は「森の少子高齢化」という深刻な問題に直面しています。木材の輸入依存が進み、国内の林業従事者は年々減少。結果として、森林の手入れが行き届かず、育成されるべき新しい苗木が植えられないまま、古木が残る状況が生じています。それに伴い、森林は水源の保全や生物多様性の維持といった重要な役割を果たしていますが、私たちの日常生活においてその重要性を実感することは少ないのが実情です。

今回のクリスマスリースプロジェクトは、参加者がリース作りを様々な方面で楽しむことを通じて、森林保護への理解を深め、行動に移すきっかけを提供しようという意図があります。

プロジェクトの取り組み



プロジェクトの中では、参加者にリース作成キットが提供され、その中にはスギやヒノキの枝葉の他、土台やワイヤー、木の実などが含まれています。また、クリスマスリースを作成する経験を通じて地域の特性を感じてもらい、全国で同時に行われているこのイベントを通じて地域の森林整備や植林への意識を高めたいと考えています。

児童向けのワークショップや団体向けのプログラムも多数計画され、クリスマスシーズンを盛り上げています。例えば、12月の初旬には静岡や神奈川でワークショップが開催され、参加者はそれぞれの地域の森林資源を用いてユニークな作品を作ることができます。

地産地消の推進



今回のプロジェクトでは、地域の素材を用いることで木材の地産地消を推進しています。各地で異なる種のスギやヒノキを使用し、それぞれの地域の特色を活かす形で、リースを作る際の材料を短い距離で配送する工夫も。また、クリスマスリースの材料を通じて地域の森林環境に貢献できることは、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩でもあると言えます。

未来に向けた展望



「森を守るクリスマスリースプロジェクト」は、今後47都道府県での実施を目指し、地域の森を守る仲間を全国に広げる取り組みを続けていくとのことです。このプロジェクトを通じて、森の大切さを広く知ってもらい、未来の世代に豊かな森を引き継ぐための啓発活動がさらに進むことを期待しています。

森を守ることは、私たちの生活基盤や自然環境を守ることへとつながります。日常生活の中で、クリスマスリースを作りながらその意義を学び、参加することで大切な森を守る取り組みに身を投じてみませんか?

企業情報



一般社団法人森を守るクリスマスリース協会は、森林整備で発生した枝葉を利用し、クリスマスリースを媒介に森林保全の啓発を行っています。今年は「森と未来サステナブルアワード2025」や「ウッドデザイン賞2025」を受賞し、社会的評価も高まっています。これからも地域の森林環境を支え続け、次世代に受け継がれる森のための活動を推進していきます。


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会社情報

会社名
一般社団法人森を守るクリスマスリース協会
住所
静岡県静岡市駿河区中田3-2-13
電話番号
054-288-8700

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