豊中市、12月定例会で発表した補正予算の詳細
豊中市は11月28日、12月定例会において一般会計の補正予算案を提出しました。この補正予算は、市内の子どもたちの育成や地域活性化に貢献することを目的とした重要な施策を含んでいます。以下に、その主な内容を詳しくご紹介します。
1. こどもたちの健やかな育ちのために
1.1 小学校見守り事業
補正予算の中で最初に焦点を当てられているのは、「午前7時からの小学校見守り事業」です。この事業は、令和6年4月に開始され、6年度からの債務負担行為補正として7,614千円が計上されています。これにより、令和7年度からは三季休業期間中もサービスを継続し、より使いやすい体制を構築する予定です。保護者や地域住民からの問合せ先は、教育委員会事務局学校施設管理課(電話:06-6858-2544)です。
1.2 小・中学校の施設改修事業
次に発表されたのは、小・中学校の施設改修等事業です。この事業には、学校のトイレの洋式化やエレベータ設置が含まれ、合計で73,719,110千円の予算が計上されています。令和6年度末には校舎トイレの洋式化が100%完了する見込みで、すでに92%まで進行しています。これにより、快適な教育環境が整備されることが期待されています。詳細は、同じく教育委員会事務局学校施設管理課(電話:06-6858-2544)にお問い合わせください。
1.3 児童相談所開設に向けて
児童相談所の開設についても、令和7年4月に向けて準備が進められています。こちらの事業には、債務負担行為補正として738,700千円が計上されており、里親支援業務の委託準備と条例設定が行われます。こども未来部こども安心課(電話:06-6852-5563)への問い合わせが可能です。
1.4 放課後こどもクラブ室の増室
また、放課後こどもクラブ室の増室についても計画されています。最大70人までの児童数を見直し、令和8年度には55人、令和11年度には約40人に減らすことで、より快適な学習環境を提供します。この項目には、13,455千円の予算が必要です。対象となるのは、克明小、桜井谷小など8校です。詳細は、教育委員会事務局学び育ち支援課(電話:06-6858-2659)で確認できます。
2. まちの魅力の向上・発信のために
2.1 旧庄内さくら学園中学校跡地活用
まちの魅力向上に向けて取り組まれる事項の1つとして、旧庄内さくら学園中学校跡地の活用に取り組む計画があります。解体に関する費用負担金が計上されており、91,100,000千円の予算が想定されています。民間事業者による利活用が期待されていますので、詳細は財務部資産管理課(電話:06-6858-2332)まで問い合わせが可能です。
2.2 2025日本国際博覧会に向けた取組み
最後に、2025日本国際博覧会に向けた取り組みが進められており、こちらにも729,300千円が補正予算として計上されています。令和7年4月13日からの開催に向けて、プロモーション活動やイベントの計画が進められています。お問い合わせ先は、都市活力部魅力文化創造課(電話:06-6858-2503)です。
このように豊中市の補正予算案には、未来を見据えた魅力的な施策が多数含まれています。これからの子どもたちのために、地域全体が一丸となって取り組む姿勢が伺えます。