春の訪れを告げる国府宮はだか祭
愛知県稲沢市で行われる「国府宮はだか祭」は、なんとその歴史は約1250年!毎年、春の訪れを告げるこの伝統神事は、参加者が数千人にのぼるほどの賑わいを見せます。2026年3月1日、尾張大國霊神社で開催される予定です。
国府宮はだか祭とは?
この祭りは正式には「儺追神事(なおいしんじ)」として知られ、奈良時代の767年に称徳天皇の勅命によって始まったとされています。悪疫退散の祈祷を鎮めるために行われ、尾張国司が福祉を祈るためにこの場で祈願を行ったのがその起源です。
特に、この祭りは厄を落とし無病息災を願うもので、毎年多くの人々がこの神事に参加し、参拝者も多く訪れます。
裸男たちの勇壮なもみ合い
祭りのメインは、42歳の厄年の男性を中心に、褌に白足袋姿の裸男たちが参加し、激しいもみ合いを繰り広げるシーンです。また、参加者以外の方々も氏名や願い事を記した「なおい布」を奉納するために、神社の境内での奉納が行われ、これが裸男たちによって担がれます。
さらに、令和6年には女性も初めて「なおい笹奉納」に参加し、祭りの新たな歴史を築きました。
神男との触れ合い
祭りのクライマックスでは、全身無垢の神男が登場し、参加者たちが一斉に神男と接触を図ります。これによって厄を落とすとされています。この時間帯は多くの裸男たちが迫ってきて、激しいもみ合いが繰り広げられるため、目が離せません。
神男は参道から楼門を通り儺追殿へと進み、参加者たちの熱気が満ち溢れるこの約60分間が祭りのハイライトとなります。
大鏡餅の儀式
祭りの日には、尾張近郊の地域から奉納される50俵取り(約4トン)の巨大な「大鏡餅」が拝殿に展示され、祭本番終了後の旧暦正月14日には頒布されます。この餅を食べることで無病息災を願うという伝説があるため、多くの参拝者がこのお餅の頒布を待ち望んでいます。
祭りの詳細
- - 日程:2026年3月1日(日)15:00頃~
- - 会場:尾張大國霊神社(愛知県稲沢市国府宮1丁目1番1号)
- - 特設サイト:国府宮はだか祭特設サイト
なお、祭り開催の前後三日間は交通規制が実施され、神社の駐車場は利用できなくなるため、公共交通機関の利用をお勧めします。
1250年にわたり守られ続けてきたこの伝統神事を、ぜひ現地で感じてみてください!