イラストレーターLAMの個展「千客万雷」事後通販開催!
イラストレーターのLAMさんの個展「千客万雷」が、2020年に続き開催されました。大規模なこの個展は、4月30日までの期間限定で事後通販も行われています。彼の作品は、キャラクターデザインから書籍の表紙、ミュージックビデオのイラストまでと、幅広いジャンルで多くのファンを魅了しています。
「楽しかった!」と感じる空間作り
ラムさんは、今回の個展について「来場者が遊園地や縁日を楽しんだ後のような気持ちで帰ってもらいたい」と語ります。作品を見るだけでなく、体験型の展示を意識したというLAMさんの言葉から、展示全体が物語として構成されています。会場に入ると、彼のイラストで構築された非日常的な空間に心を奪われるでしょう。
影響を受けた日本美術
LAMさんの作品には、和のテイストがしばしば顔を出します。祖父の影響で美術に親しんできたLAMさんは、日本刀や着物、古い浮世絵などに魅力を感じてきました。日本美術の巨匠、尾形光琳や伊藤若冲などの影響も受け、彼のイラストでは自ずと和の要素が強く現れています。「黒髪のキャラクターを描くのが大好き」との彼の言葉からは、自身のスタイルに対する愛情が伝わってきます。
和のモチーフと個性の融合
個展の中では、特に黒髪の女性キャラクターが目を引きます。LAMさんは、ゲーム「東京クロノス」のヒロイン全員が前髪ぱっつんであることに無意識で気づいたエピソードを語ります。このような独自の好みが彼の作品に個性を与え、見る者の心を打っています。
描き下ろし作品へのこだわり
今回の個展では、たくさんの描き下ろしイラストが展示され、特に注目を集めています。LAMさんはメインキャラクターとして「いかづちちゃん」を創り、この猫娘はまるで不思議の国のアリスのような異世界感を醸し出しています。彼のカラーリングやデザインを駆使し、幻想的で妖しいキャラクターに仕上がっています。
能面シリーズと三毒シリーズ
さらに、彼の作品には「能面シリーズ」や「三毒シリーズ」といったテーマ性のあるものも見られます。能面を装備したキャラクターたちが戦うゲームの世界観や、仏教用語「三毒」をモチーフにした作品など、深い意味づけと独自の解釈が盛り込まれています。これらの作品は、視覚的にもストーリー性を持っており、観る人々に新たな発見をもたらします。
イラスト制作に込めた思い
LAMさんは自身のイラストに、和の要素を大切にしつつ自分の個性を加えています。彼は、伝統と独自性が融合した美しいキャラクターを通じて、観客に感情や思考の広がりを届けようとしているのです。これまでの経験や影響を踏まえた作品作りは、彼の成長の証でもあり、今後の展開にも期待が寄せられます。
事後通販の情報と購入方法
個展に訪れた方々に朗報です。展示した商品の事後通販が現在実施中です。特に新オリジナル作品エリアで展示されていた商品は期間限定で購入可能。数量限定のため、早めのチェックをおすすめします。通販の詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
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