2025年第2回E資格発表とシラバス改訂の詳細
日本ディープラーニング協会(JDLA)は、2025年に実施された「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2025 #2」(E資格)の結果を発表しました。試験は2025年8月29日から8月31日までの間に行われ、受験者数は1,039名に達しました。その中で合格したのは730名、合格率は70.26%という結果でした。これにより、E資格の累計合格者数は9,927名に上ります。
各科目の平均得点率は以下の通りです。
- - 応用数学:53.52%
- - 機械学習:69.23%
- - 深層学習:61.50%
- - 開発環境:79.62%
この結果に関する詳細な合格者の属性情報は、JDLAの公式サイトで公開されています。
E資格の概要
2025年第2回E資格は、ディープラーニング技術を扱うエンジニアの能力を認定する試験です。受験資格は、JDLAが認定したプログラムを過去2年以内に修了している必要があります。試験は120分間で104問が出題され、全国の指定会場で実施されました。受験料は一般が33,000円、学生が22,000円、協会会員が27,500円(税込)です。
次回の「E資格2026 #1」は、現行シラバスを用いて試験が行われるので、受験希望者は注意が必要です。
シラバス改訂のお知らせ
さらに、2026年8月に予定している「E資格2026 #2」から新シラバスが適用されることが決まりました。今回の改訂では、最新のテクノロジーに対応するためのキーワードの見直しが行われました。改定されたシラバスの詳細は公式サイトにて確認できますので、受験予定者はぜひ確認しておくことをお勧めします。
次回の試験開催スケジュール
2026年度のE資格試験の開催日程は以下の通りです。
- - 第1回試験: 2026年2月20日(金)〜2026年2月22日(日)
- - 第2回試験: 2026年8月28日(金)〜2026年8月30日(日)
受験申し込みの受付期間も発表されており、第1回試験は2025年12月1日から、また第2回試験は2026年6月1日から受け付けが始まります。
JDLA認定プログラムの重要性
JDLA認定プログラムは、E資格を受験するために必要な教育プログラムで、JDLAが最新のシラバスに基づいて適切かを審査しています。このプログラムを受講することで、国の助成制度を利用し、受講料の負担を軽減できる場合があります。特に、最大70%の助成金が支給される可能性もあるため、積極的に活用したいところです。
結論
ディープラーニング技術は日々進化しており、JDLAはおおよそ2年ごとにシラバスの改訂を行うことで、最新の技術動向に対応しています。受験者は常に最新情報をチェックし、知識とスキルを磨き続けることが求められます。自分のキャリアアップのためにこの資格取得を目指す方々には、まずはJDLAの公式サイトから詳しい情報を確認することをお勧めします。