株式会社カラーは、庵野秀明氏が代表を務める映像企画製作会社で、「エヴァンゲリオン」シリーズや「シン・仮面ライダー」などの有名作品を手がけています。映像制作においては、膨大なデータを扱うため、管理や安全性が非常に重要です。
これまでは、同社は複数の作品の静止画ファイルや動画ファイル、さらには連番出力ファイルなどの制作物をオンプレミスのストレージに保存してきました。しかし、その結果、ハードディスクの不具合によるデータ消失のリスクや、そういった問題が発生した際の対応に多くの工数を必要としていました。このような弱点を克服するために、新しいシステムの導入を検討しました。
そこで選ばれたのが、「Wasabi Hot Cloud Storage」とネットワークストレージ「QNAP」を組み合わせたソリューションです。これにより、データのアーカイブ先がクラウドに移行されることとなり、ハードウェアの更新やメンテナンスの必要が大幅に減少します。特に、データ消失のリスクから解放されることは大きなメリットであり、その結果、管理にかかる工数は約80%も削減できる見込みです。
導入に際しては、Too社による提案と技術的なサポートが大変有効でした。株式会社カラーは、Tooの提案を基にしたシステム構築を行い、具体的な実装に関する事例も公開しました。導入事例の中では、WasabiとQNAPの具体的なシステム構成や、導入後の期待される効果についても詳しく説明されています。今後のデータ管理がどのように進化していくのか、非常に楽しみです。
更に、導入事例には、実際の使用感や運用に関するフィードバックも掲載されていますので、興味のある方はぜひこちらからチェックしてみてください。『株式会社カラー様のWasabi導入事例はこちら』(https://www.too.com/fun/case/wasabi/khara-wasabi.html)。また、Wasabiの詳細情報については、こちらからご覧いただけます『Wasabiの詳細はこちら』(https://www.too.com/product/wasabi/)。
このように、データ管理の効率化を図るために、革新的な技術を活用することは、今後の映像制作業界にとって非常に重要なポイントとなります。株式会社カラーの取り組みは、他の企業にとっても良い手本となるでしょう。また、何かご不明な点や質問がある方は、株式会社TooのNIビジネス部が対応しています。お問い合わせはE-Mailでどうぞ(
[email protected])。