ユニバーサルミュージック、新音源使用申請サービスを発表
ユニバーサルミュージック合同会社は、個人や非営利団体に特化した音源使用申請サービス「UM PATTSU」を2024年9月末より提供開始することを発表しました。この新サービスは、個人制作者が映像制作などに必要な音楽素材を効率よく取得できることを目的としています。
申請手続きの簡略化
これまで、特に非営利や個人使用に関する音源使用の申請は、年間200件以上の問い合わせが寄せられ、手続きにはおおよそ1週間から1か月を要していました。しかし、新サービスの「UM PATTSU」では、オンラインでの申請から決済までが完了し、最短で3日という迅速な手続きを実現しています。これにより、利用者は手間を大幅に削減できるようになります。
利用可能な音楽ライブラリー
「UM PATTSU」では、約1700曲の楽曲を提供。特に学校行事やセレモニーで人気の邦楽や、J-POPを中心にセレクトされています。具体的には、Mrs. GREEN APPLE、Ado、SEKAI NO OWARI、GReeeeNなど、誰もが知るアーティストの楽曲が揃っています。随時楽曲は追加される予定です。
利用シーンの広がり
本サービスでは、以下のような利用用途が考えられています:
1. 配布用のメディアへの保存(HD、DVDなど)
2. 教育関連大会での利用
3. 個人セレモニー(学校行事など)
4. 非営利目的でのインターネット上での使用
このように、学校行事や地域イベント、さらには個人のお祝いごとなど幅広いシーンでの活用が期待されています。
対応決済ブランド
「UM PATTSU」では、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubといった主要な決済ブランドに対応しており、スムーズな取引が可能です。
具体的な楽曲例の紹介
また、楽曲のレパートリーも魅力的です。個人のセレモニーで使われる楽曲には、海援隊の「贈る言葉」やH2Oの「想い出がいっぱい」、お遊戯会では「アイアイ」「アルプス一万尺」、そして運動会のファンファーレにはアンサンブル・アカデミアの「ファンファーレ」があります。これらの楽曲は、参加者の思い出に花を添える大切な役割を果たすことでしょう。
まとめ
ユニバーサルミュージックの「UM PATTSU」は、音源使用の申請をオンラインで手軽に行えるサービスとして、現代の多様な利用ニーズに応えるものです。このサービスが、より多くの人々に音楽を楽しむ機会を提供することを期待しています。音楽と共に、あなたの大切なシーンを彩ってみませんか?
詳細は公式サイトでご確認ください:
UM PATTSU (リンクはサービス開始後に更新される予定です)。