金沢工業大学が国家資格試験を初めてCBT方式で実施へ

金沢工業大学が「電気主任技術者」国家資格試験をCBT（Computer Based Testing）方式で初めて実施することが発表されました。この試験は、2024年7月5日から開始され、同大学の扇が丘キャンパスで行われる予定です。CBT方式による試験の導入は、受験者にとって多くの利便性をもたらすことが期待されています。

CBT方式の試験は、従来の筆記試験とは異なり、パソコンを使用して行われます。この変更により、受験者は指定された試験地だけでなく、大学施設でも試験を受けることが可能になります。この試みは、一般財団法人電気技術者試験センターとの連携協定に基づいているため、特に注目されています。

報道陣に初めて公開される試験場は、金沢工業大学扇が丘キャンパスの21号館の305室です。このプレスリリースでは、試験日が2024年7月27日（土）午後1時から午後2時の間に行われることが告知され、実際の試験の模様を報道関係者が取材できる機会を設けています。

「電気主任技術者」と「電気工事士」の資格は、電気関係の職業において非常に重要な国家資格であり、その需要は高まる一方です。この資格を取得することで、受験者は専門知識を証明し、今後のキャリアに大きな利点をもたらします。過去には、受験者は指定の試験地に赴き、筆記方式で試験を受けるのが一般的でしたが、CBT方式の導入によりその手続きが簡素化されることが期待されています。

当日は、一般財団法人電気技術者試験センターの堀尾理事長、山崎専務理事、荒井試験業務部長も参加し、質疑応答が行われる予定です。彼らから試験の意義やCBT方式の具体的なメリットについて直接聞くことができる貴重な機会です。

取材を希望する報道関係者には、事前にメールかGoogleフォームでのお申し込みが求められています。記事やニュースで報じられる前に、この新たな試験方式を実際に目にすることができる貴重なチャンスとなります。

金沢工業大学は、先進的な学びの環境を提供し、学生や受験者のニーズに応えるため、今後も様々な取り組みを進めていくことでしょう。この試験が成功裏に実施され、全国展開されることを期待しましょう。

試験場へのアクセスや詳細情報については金沢工業大学の公式サイトを参照してください。さらなる教育の現場におけるイノベーションが生まれることが期待されます。