LIFULL HOME'Sが業務支援SaaSと連携し賃貸物件の利便性を向上

LIFULL HOME'Sが業務支援SaaSとシームレスに連携

株式会社LIFULLが提供する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』は、株式会社いえらぶGROUPが運営する不動産業務支援SaaS『いえらぶCLOUD』との連携を発表しました。この連携により、利用者はさらにスムーズに賃貸物件の情報を管理できるようになります。

代表物件の重要性

LIFULL HOME'Sでは、利用者の利便性向上のため、同一物件情報を名寄せ（集約）して、特定の物件を「代表物件」として表示しています。この試みは、特に賃貸市場では重要で、ユーザーからの問い合わせの多くはこの「代表物件」に集中するため、物件を選定する際の戦略が必要です。

これまでは、LIFULL HOME'S上で管理画面を開いて情報を確認し、その後、いえらぶCLOUDに切り替え作業を行っていたため、業務は多くの手間を要していました。しかし、今回の連携により、その手間が省かれることになります。

業務効率化の新機能

今回新たに導入される「代表物件獲得サポート機能」は、LIFULL HOME'Sが生成する「代表物件レポート」のデータを活用します。これにより、いえらぶCLOUD内で直接、LIFULL HOME'Sで代表物件になるために必要な情報を自動で表示・提案することが可能になります。この機能によって、物件の選定から入稿作業までが一貫して行えるようになるため、業務効率が大幅に向上することが期待されています。

データによる戦略支援

この新機能は、データを活用することで、従来の勘や経験に依存しない、より効果的な物件掲載戦略を立案する手助けをします。情報を客観的に分析することで、より成約率の高い物件を見極めることが可能になるでしょう。

担当者のコメント

LIFULLの賃貸プロジェクト責任者、松下陽平氏は、「今回の連携が不動産会社にとって非常に意味のあるものであり、使い慣れたプラットフォーム上でより多くの業務を完結できることは、大きな利点です。不動産業界の様々な課題に対処し、パートナー企業と共に改善を重ねていくことが我々の使命です」と述べています。

LIFULL HOME'Sの理念

LIFULL HOME'Sは『叶えたい！が見えてくる。』というコンセプトのもと、個々のニーズに応じた住まい探しの支援を行っています。賃貸物件から始まり、一戸建てやマンションの購入、注文住宅の施工まで、多様な情報を提供し、理想の暮らしの実現を目指しています。

このサービスは、日本最大級の不動産・住宅情報サービスとして、多くのユーザーに支持されています。これからも、LIFULLは進化を続け、利用者の期待に応えていくことでしょう。