船橋屋と『JMMS』によるキャッシュレス化
株式会社エム・ピー・ソリューションが、新たな無人機向けのキャッシュレス決済サービス『JMMS』を東京の老舗和菓子店、船橋屋の自動販売機に導入したことが発表されました。この導入により、亀戸天神前に位置する船橋屋の「飲むくず餅乳酸菌や乳酸菌生活サポート飲料が、24時間購入可能となります。
新たな購入体験の提供
2025年4月6日より、船橋屋亀戸天神前本店に設置された自販機で、夏季のイベントなどお店の営業時間外でも手軽に購入できる環境が整備されました。この取り組みは、お店の訪問者だけでなく、通りすがりの人々にも便利さを提供するものです。
自動販売機の導入された背景には、キャッシュレス決済への需要の高まりと、便利さを追求する船橋屋の志があります。特に、乳酸菌飲料など、通常の飲料よりも価格の高い商品を扱うため、現金だけでなくキャッシュレス決済に対応することで、より多くの人々に手にしてもらいやすくする狙いがあります。
船橋屋の歴史と看板商品
創業は文化二年(1805年)で、200年以上の歴史を持つ船橋屋。特に、「元祖くず餅」が有名で、この和菓子は小麦でんぷんを乳酸発酵させた発酵食品として知られています。約450日じっくりと発酵させることで、モチモチとした食感を生み出し、香ばしいきな粉と黒蜜との組み合わせは、長年にわたり多くの人々に親しまれています。
最近では、飲むくず餅や乳酸菌入りのお茶など、現代のニーズにも対応する新商品にも力を入れています。
飲むくず餅乳酸菌とは
「飲むくず餅乳酸菌」は、船橋屋が誇る看板商品で、乳酸菌を活用した飲み物です。お客様から「飲むと調子が良くなる」との声を受けて開発が進められました。お米と水とくず餅乳酸菌を使用し、発酵させたこの飲み物は、乳アレルギーの方でも安心して飲むことができる植物性の一品です。健康効果が期待される乳酸菌が豊富に含まれています。
エム・ピー・ソリューションと『JMMS』について
エム・ピー・ソリューションが提供する『JMMS』は、無人機や自動販売機向けにキャッシュレス決済の全てをサポートするワンストップサービスです。契約から業務の運用まで一括でアウトソーシング可能で、非対面での決済体験を重視しています。
今後、船橋屋が新しい商品ラインを展開する際にも、このキャッシュレス決済『JMMS』が存分に活用されていくでしょう。キャッシュレス化による利便性が新たな顧客体験を生み出し、伝統の和菓子文化を未来に引き継ぐ力となります。
船橋屋の未来
伝統を守り続ける船橋屋が、現代的な商品と便利な購入方法を融合させていくことは、和菓子業界における新しい可能性を示しています。今後も、船橋屋のさらなる発展に期待が高まります。キャッシュレス決済を導入したこの自販機が、多くの人々に新しい和菓子体験を提供することを願っています。