ルビー・グループに新体制が誕生
EC構築から運用までを手がけるルビー・グループ株式会社が、2025年8月1日付で恩蔵優氏を執行役員CMO(最高マーケティング責任者)に迎えることを発表しました。これにより、ルビー・グループは新たな経営体制のもと、より一層の成長を目指します。
恩蔵優氏の就任背景
2024年10月1日、ルビー・グループはお隣の企業である株式会社イルグルムの完全子会社となりました。この経営基盤の変化を契機に、両グループの強みを融合させ、さらなる市場での競争力を持つ組織への進化を目指しています。特に、マーケティング戦略の強化を重要な施策と位置づけている中で、恩蔵氏がその責任を担うことになりました。
恩蔵氏は過去に株式会社イーシーキューブでCMOの役割を果たしており、そのマーケティングに関する豊富な経験と実績が期待されています。また、彼のリーダーシップのもと、新たな戦略を実行し、顧客価値の最大化と事業成長を加速させることを目標としています。
恩蔵優氏のプロフィール
恩蔵氏は、ファッション総合商社に入社した後、24歳で飲食業に独立。その後、2004年にネットプライス(現BEENOS)に入社し、EC業界でのキャリアをスタートしました。広告代理店やグローバルSNS、アパレル、EC企業において様々な幹部職を歴任し、LINE株式会社では日本初の国際的なECサービスを手がけたことで知られています。
現在、彼は日本越境EC協会(JACCA)の代表理事や、日本Eコマースコンサルタント協会(JECCICA)のシニアコンサルタントとしても活動しており、日本のEC市場の拡大に寄与しています。
就任にあたってのコメント
恩蔵氏は就任コメントの中で、「ファッション業界が自分の人生のスタートだったので、非常に嬉しい」とし、ルビー・グループの仲間やパートナーと共に成長を目指していきたいと語りました。
ルビー・グループの経営体制
ルビー・グループの経営は、代表取締役の岩田進氏を中心に、取締役や執行役員たちが強力なチームを組んで運営されています。岩田氏は2001年にイルグルムを創業し、これまで数多くの自社製品をリリースしてきました。取締役執行役員の赤澤洋樹氏は経営戦略を推進しており、酒井壽夫氏はブランドビジネスを牽引してきた実績があります。さらに、監査役の佐伯壽一氏は豊富な国際経験を有しており、事業全体を見守る役割を果たします。
結論
ルビー・グループは、恩蔵優氏の就任を契機に、さらに一歩進んだマーケティング戦略を展開するとともに、新たな顧客価値を創造していくことを目指します。これからの同社の発展に注目が集まります。
会社概要
- - 会社名: ルビー・グループ株式会社
- - 本社所在地: 東京都渋谷区富ヶ谷2-43-10
- - 代表者: 岩田進
- - 設立: 2011年1月12日
- - URL: ルビー・グループ公式サイト
- - 事業内容: ECサイトの構築・運営、EC事業コンサルティング等