自治体職員向けのプレコンセプションケア勉強会がアーカイブ配信開始
株式会社ファミワンは、2025年11月13日に全国の75自治体から200名以上が参加した「自治体職員向け プレコンセプションケア勉強会」を開催し、そのアーカイブ配信を2025年11月20日から12月19日まで行うことを発表しました。この勉強会は、自治体が抱えるプレコンセプションケアに関する課題を解決するために設計されたもので、多くの参加者から期待される内容となっています。
勉強会の概要
勉強会は「ゼロから始める・さらに深める 自治体プレコンセプションケア勉強会~基本から事例まで~」をテーマに、基礎知識から具体的な事例までを網羅した2部構成で実施されました。前半は武蔵野大学の坂上明子教授がプレコンセプションケアの重要性やその背景についての講義を行い、後半はファミワンの不妊症看護認定看護師である西岡有可氏が、自治体と連携した具体的な施策について紹介しました。
前半パート: プレコンセプションケアの基礎
坂上教授は、プレコンセプションケアに関する基礎知識、国内外の動向、実施の経緯などを説明しました。さらに、「プレコンセプションケア推進5か年計画」の概要も含まれ、参加者は具体的なデータに基づいた情報を得ることができました。
後半パート: 具体的な事例の紹介
後半では、西岡氏が自治体と連携して行った具体的な施策について発表し、若年層への情報発信や、包括的な性教育支援、住民向けセミナーの実施例など、現場で使える実践的なヒントを提供しました。質疑応答では、広報方法や対象者設定など、多くの質問が寄せられ、地域でのプレコンセプションケアの重要性が強調されました。
参加者の声
参加者からは「坂上教授の講義が非常に分かりやすかった」、「具体的なデータに基づいた講義内容で今後の活動に参考になる」といった声が寄せられました。このような参加者のフィードバックは、ファミワンとしても次の展開に向けて有益な情報として活用されるでしょう。
アーカイブ視聴のご案内
今回の勉強会の内容は、アーカイブとして期間限定で視聴可能です。アーカイブ視聴を希望される方は、申込フォームからお申し込みいただく必要があります。別途アンケートに回答した方には、特典として坂上教授の講義資料やファミワンの関連資料が提供されます。
今後の展開
ファミワンでは、プレコンセプションケアを一層広めていくため、今後も自治体や企業と連携し、啓発活動や支援事業を推進していく予定です。2025年度に向けた新たな企画にも言及されており、多くの自治体からの問い合わせを受け付けています。乗り越えるべき課題が数多く残る現在、ファミワンの取り組みは、社会におけるプレコンセプションケアの重要性を再認識させる一助となるでしょう。
会社概要
株式会社ファミワンは、働く人々のウェルネス向上に寄与する企業として、福利厚生サービスの提供を行っています。渋谷区に本社を構え、法人向けの健康経営や女性活躍推進に向けたサポートを展開しています。詳細については公式サイトをご覧ください。