テレビ東京が今夏にホラー作家梨と株式会社闇、そして大森時生(テレビ東京)と開催した展覧会『行方不明展』が書籍化されることが決定しました。
この展覧会は、7万人を動員する大ヒットを記録し、多くの人々の関心を集めました。書籍化されるのは、展覧会で展示された“行方不明”をテーマにした架空の“痕跡”全52件です。
書籍には、品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)による「『行方不明展』開催によせて」と、芥川賞を受賞した高瀬隼子による特別書き下ろしエッセイ「行方不明がインストールされる」が掲載されています。
さらに、お笑いコンビ・麒麟の川島明も推薦コメントを寄せており、書籍への期待が高まります。
川島明は、書籍を読み進めるうちに、行方不明者たちに共通点があることに気づいたとコメントしています。もしかしたら、僕らが「おいていかれた」のかもしれないと、読者に問いかけています。
一方、高瀬隼子は、「行方不明、と書いてみる。どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように」と、行方不明という言葉に深い意味を見出しています。
書籍は、2024年12月16日に発売予定です。通販サイト・QJストアでは、音声ダウンロードQRコード付きの限定版や、梨直筆サイン本も販売されます。サイン本は数量限定で、後日発売予定です。
書籍の発売を記念して、ジュンク堂書店池袋本店にて刊行記念トークイベントも開催されます。イベントには、梨と頓花聖太郎(株式会社闇)が登壇し、ゲストとして俳優・YouTuberのかいばしらが出演します。
イベントでは、梨氏サイン本付き配信チケットの販売やサイン会も予定されています。詳細は、ジュンク堂書店池袋本店のウェブサイトで後日発表される予定です。