澤井珈琲の挑戦
2022-08-16 11:36:08

観光支援へ自動販売機導入!澤井珈琲の新たな挑戦

澤井珈琲が自動販売機で山陰観光を活性化



鳥取県境港市を拠点とする株式会社澤井珈琲は、コロナ禍で観光に厳しい状況が続く山陰地方を支援すべく、新たに自動販売機での商品の販売を開始しました。1982年の創業以来、同社はカフェ業界での地道な努力を重ね、今年で40周年を迎えました。そんな澤井珈琲が、地域に貢献するべく選んだのが「ドリップバッグ」を通じての観光支援です。

自動販売機の導入とは



2023年7月から、鳥取砂丘コナン空港、米子太郎空港、松江フォーゲルパークの3ヵ所に自動販売機を設置し、観光客に澤井珈琲のオリジナルドリップバッグを提供しています。これにより、訪れた観光客は旅行の記念やお土産として、手軽に美味しいコーヒーを手に入れることができます。また、各地のお土産としての「ご当地パッケージ」も販売予定で、地元の魅力をさらに引き出す狙いです。

全国展開を目指して



空港を含む観光名所での販売は、今後全国に広がる予定です。澤井珈琲は自販機を全国47都道府県に設置し、各地の観光再興への貢献を目指しています。ここでの「自動販売機」は、コーヒーを提供するだけでなく、地域の文化を発信する重要なツールだというのが澤井幹雄社長の考えです。

商品ラインナップ



自販機で販売される商品の中には、地元キャラクターを起用した “しまねっこドリップバッグコーヒー” や、境港市を舞台にした “ゲゲゲの鬼太郎ドリップバッグコーヒー” も含まれており、地元住民だけでなく観光客にも楽しんでもらえる内容となっています。さらに、名探偵コナンのコラボ商品も登場予定で、コーヒーが苦手なお子様でも安心して楽しめる商品を展開しています。

澤井珈琲のこだわり



澤井珈琲は常に「喫茶店で飲む味」を追求し、焙煎したてのコーヒーをそのままパッケージングすることで、いつでも新鮮で美味しいドリップバッグを提供しています。デザインにもこだわり、幅広い世代のお客様の興味を引くことを目指しています。

地域と共に成長する企業



澤井珈琲は、1982年の創業以来、現地の工場で生産を行い、山陰や東京で10店舗を展開しています。近年では台湾にも進出し、その品質の高さから楽天市場で11年連続ショップオブザイヤーを獲得。2022年には年商48億円を突破するなど、着実な成長を続けています。このような地域企業の成功事例は、観光業に大きな影響を与え、多くの人に希望をもたらす存在です。

今後も澤井珈琲は自販機を通じて地域の活性化に力を入れ、周囲と共に成長していくことを目指しているのです。自動販売機で手軽に質の高いコーヒーを楽しむことができる、新たな観光を体験してみてはいかがでしょうか?

会社情報

会社名
株式会社澤井珈琲
住所
鳥取県境港市竹内団地278-6
電話番号
0570-05-0381

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