ペットと音楽で命の大切さを再確認する「HAPPY MUSIC FESTA 2012」

音楽でつなぐペットの未来

9月に入り、東京で行われた「&PETS project 【HAPPY MUSIC FESTA】 2012 vol.3 ～Toward ZERO～」が話題です。このイベントは、ペットを愛するアーティストたちが集まり、動物たちの幸せと命について考える機会を提供しました。

豪華アーティストの熱演

東京公演は9月8日と9日の2日間、恵比寿ザ・ガーデンホールで開催され、トータス松本やBONNIE PINK、Superflyなど、人気アーティストが登場しました。観衆を前に、彼らは愛情あふれるパフォーマンスを披露。

また、出演者自身がペットの写真展に参加したり、動物福祉団体のパネル展を見学する姿も見られ、音楽を通じたマインドの浸透が感じられました。特に最終日のフィナーレでは、トータス松本とジョン・Bによるセッションが行われ、会場は一段と盛り上がりを見せました。

大阪公演も待望

「&PETS project 【HAPPY MUSIC FESTA】 2012」が再び大阪へ。9月16日（日）には服部緑地・野外音楽堂で公演が行われます。当日はフリーマーケットや、保護犬とのふれあいコーナーなど多様なブースが設けられ、訪れた人々が楽しく過ごすことができる場となるでしょう。

ペットと人の幸せを考える

このイベントの趣旨は、「飼い主や住む場所を失ったペットたちを救うこと」、「殺処分される犬猫をゼロにすること」です。日本ではペットブームが続いている一方で、動物たちが商品として扱われる現状もあり、捨てられたり、不幸な運命を辿る犬猫も多くいます。

「HAPPY MUSIC FESTA」は、音楽とアートの力で、その現状を知ってもらい、ペットたちの新たな家族との出会いをサポートすることを目的としています。音楽を通じて、命の重さを再考する場としての役割を果たすことが期待されています。

未来を共に築くために

イベントを通じて、観客の中で愛や関心を持ってもらうことが鍵。好きなアーティストのパフォーマンスを楽しみながら、動物たちの命について考え、行動するきっかけとしたいと主催者たちは考えています。2020年9月に大阪の服部緑地から始まったこのイベントは、年々規模を拡大しながら、継続的な開催を目指しています。

命の大切さを再認識し、動物たちが安心して幸せに暮らせる社会を築くため、私たち一人ひとりができることを見つけていきたいものです。