カシワバラとDPA
2019-08-28 13:00:39
カシワバラとDPAが手を組む!新たなドローン技術の可能性
株式会社カシワバラ・コーポレーション(以下、カシワバラ)は、ドローンパイロットエージェンシー(以下、DPA)との間で、資本・業務提携を締結し、両社の強みを活かした新たなサービス開発を進めることになりました。この提携は、特にマンションの大規模修繕工事において発生する外壁の塗装に関する問題を解決するためのものです。カシワバラが投資する「JAPAN CON-TECH FUND」は、建設業におけるITスタートアップを支援するプロジェクトとして注目されています。
提携の背景
カシワバラは、1949年に設立以降、70年以上にわたり、塗装を中心に産業インフラの保全事業を展開してきました。同社は、石油化学プラントのメンテナンス事業や分譲マンションの大規模修繕工事での高い実績を誇り、国内建設業界での位置づけを確固たるものにしています。
一方、DPAは2017年に設立され、ドローンと画像分析AIを活用して劣化診断を行うことで、建築物やインフラの状態を的確に把握するサービスを提供しています。両社の提携により、ドローンの空からの視点とAIによる画像解析技術が融合し、建設業界に革新をもたらすことが期待されています。
共同開発の展望
この提携により、DPAが提供するドローンを用いた精密な劣化診断がカシワバラのマンション修繕工事に活かされることとなります。具体的には、ドローンを用いることで現場の状況を空中からリアルタイムで把握し、必要な修繕箇所を瞬時に識別することが可能になります。さらに、画像分析AIがこれらの情報を処理し、より正確な診断を行います。
両社は、このプロジェクトを通じて、共同で技術開発を進めると同時に、さまざまな関連特許の取得を目指しています。これにより、競争の激しい建設業界において新たなビジネスチャンスを創出し、業界全体の効率化を促進することを目指しています。
日本における建設業の未来
JAPAN CON-TECH FUNDは、建設業の新たな技術を取り入れ、業務の効率化やコスト削減を支援しています。今回のDPAとの提携も、その取り組みの一環として位置づけられています。カシワバラは、建設現場のデジタル化、ならびに新技術の実証実験の場を提供し、業界の革新に寄与しています。新たなドローン技術の導入は、現場の安全性向上にも寄与し、結果的により高品質な施工を可能にするでしょう。
両社の協業は、建設業界に新しい風を吹き込むだけでなく、さらなる成長を促進することが期待されています。今後も、カシワバラとDPAがどのような新サービスを展開していくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 カシワバラ・コーポレーション
- 住所
- 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス18F
- 電話番号
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03-5479-1400