LAOWA新レンズ発表
2024-11-08 15:02:24

革新的な技術を搭載したLAOWAのアナモフィックズームレンズが登場

LAOWA Nanomorph 1.5X Anamorphic Zoomシリーズの登場



株式会社サイトロンジャパンが、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社の新しいアナモフィックズームレンズ「LAOWA Nanomorph 1.5X Anamorphic Zoomシリーズ」を発表しました。この製品は、特に映像制作において革新的な機能とデザインを提供することを目的としています。そして、2024年11月8日から受注開始される予定です。

製品の特長


軽量・コンパクトデザイン


このシリーズの特徴は、その軽量さとコンパクトなサイズです。寸法は約84.8×188.5mm、質量はおおよそ1,500gです。これにより、様々な撮影スタイルに簡単に適応でき、ハードケースに収めて持ち運ぶことも可能です。特に車載用リグやスタビライザーとの組み合わせが効果的です。広い焦点域(28-100mm)をカバーすることで、多様な撮影ニーズに応えます。

ズーム機能と画質


Nanomorph Zoomは、28-55mmと50-100mmの2本をラインナップしており、合計で約3.6倍のズーム域を誇ります。これにより頻繁なレンズ交換が不要で、さまざまなシチュエーションでの撮影が可能になります。また、全てのズーム域で1.5倍のスクイーズ比と開放T2.9を実現することで、厳しい照明条件でも最適な露出を保てます。

フォーカス性能とボケ効果


Nanomorph Zoomシリーズは、ズーム中もフォーカス位置を維持するパーフォーカル設計が施されています。この機能により、被写界深度の浅い望遠側での精密なフォーカス設定が可能です。また、アナモフィックレンズ特有の楕円形のボケ効果も魅力の一つで、映画制作者にとって絶妙な映像表現を提供します。

シネマティックフレアの選択肢


このレンズでは、アンバー、ブルー、シルバーのシネマティックフレアから選ぶことができ、作品に独自のスタイルを与えることができます。例えば、ブルーのフレアはSF作品やヴィンテージ感を演出するのに適しています。一方、アンバーは暖かみのある雰囲気を、シルバーは光源に応じて調整可能なのが特徴です。

様々なオプション


Nanomorph ZoomはデフォルトでArri PLマウントに対応していますが、オプションの交換バヨネットを使用すれば、Sony E、Canon RF、Nikon Zなど、他のマウントでも利用可能です。これにより、多くのカメラシステムとの互換性が確保され、利便性が高まります。

プロフェッショナル向けの設計


このレンズは、プロ仕様のシネレンズとして求められる設計が施されています。77mmのフィルタースレッドを備え、堅牢なハウジングや操作しやすいリング設計、さらにバックフォーカス調整システムにより、高い沸騰性を持つレンズに仕上がっています。

発売情報


各レンズの価格はオープンで、 Nanomorph 28-55mmは約65万円、50-100mmは約65万円、2本バンドルセットは約126万円を見込んでいます。ミラーレスマウント用の交換バヨネットは約1万1000円前後の価格設定です。

まとめ


LAOWAの最新アナモフィックズームレンズ「Nanomorph」は、画質や機動性に優れた高性能な撮影機材です。アマチュアからプロフェッショナルまで、幅広いニーズに応えられる仕様が整っています。初心者ながらもプロの仕上がりが得られる、このレンズは映像制作における新しい選択肢となることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社サイトロンジャパン
住所
東京都新宿区西落合3-9-19
電話番号
03-6908-3327

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