『うたごはん』が第15回衛星放送協会アワード最優秀賞受賞

『うたごはん』が第15回衛星放送協会オリジナル番組アワードにて最優秀賞を受賞

2024年の10月に放送が開始されたCS放送チャンネル銀河のオリジナル番組『うたごはん』が、第15回衛星放送協会オリジナル番組アワードの番組部門ミニ番組で最優秀賞を獲得しました。この受賞は、番組が持つ独自の魅力と日本の音楽、料理の結びつきが高く評価された証です。

番組の魅力と内容

『うたごはん』は、日本の各地にある小さな料理屋を舞台に展開されます。歌詞に関連する料理が紹介されることで、視聴者にとって懐かしい思い出を呼び起こします。例えば、「伊勢崎町ブルース」ならばサンマーメン、「ブルー・ライト・ヨコハマ」ではカクテルといった具合に、名曲にちなんだ料理が登場。視聴者は食と音楽の両方を同時に楽しめる仕掛けとなっています。更に、料理を作る店主のキャラクターや彼の生活が、回を追うごとに明らかになり、ドキュメンタリーチックな要素も加わっています。この独自の演出が視聴者の共感を生み、話題に繋がったことが、受賞の大きな要因となりました。

放送は全10回で、各回では異なる楽曲と料理がテーマとなっています。放送中には、懐かしいエピソードを思い起こすような瞬間も多く、視聴者同士の「以前これを聞いた」「この料理を食べた」といった会話が生まれるきっかけとなっています。

授賞式の様子

授賞式は7月23日（水）に行われ、企画・プロデュースを担当した池田瞳（チャンネル銀河株式会社）さんが登壇しました。スピーチでは、「昭和を彩った名曲の選曲や、それに関連するレシピの選定、撮影方法、ストーリー性など、すべてに敬意を込めて制作しました。それが評価され、受賞に繋がったと思います。」という感謝の気持ちが語られました。さらに、池田さんは「これからも新しいコンテンツを作り続け、唯一無二のチャンネルとして選ばれるよう努めます。」と意気込みを見せました。

審査員長の吉岡忍氏は、「食べ物には思い出や人生のストーリーが詰まっており、番組はそれを見事に映像化していたのが素晴らしい。」とコメントしました。