名古屋市のジュンク堂書店名古屋店を中心に、守山図書館と志段味図書館で刺激的なフェアが始まります。2024年12月3日から2月上旬までの期間中、「ルビフル本」フェアが開催されることが発表されました。この企画は、一般財団法人ルビ財団の取り組みによるもので、ふりがながあることで、あらゆる年齢層の利用者が楽しめる本選びを提案しています。
「ルビフル本」とは、ふりがな(ルビ)が多めに付けられた本のことを指します。特に大人も楽しめる内容を持ちつつ親子で共有できる児童書などが揃い、多文化共生社会を目指すルビ財団が厳選した約30タイトルが取り扱われます。ルビ財団の代表理事、伊藤豊氏が都内の書店を巡り厳選した本をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
さらに、フェアの目玉企画として「ルビフルな本を探せ!ルビ採取ツアー」も用意されています。このイベントは12月7日(土)にジュンク堂書店名古屋店で行われ、朝9時から10時までの間に開催されます。このツアーでは、参加者がルビフル本を実際に探しながら楽しむことができるユニークな体験となっています。参加希望者は、店舗に直接行くか、電話で申し込む必要があります。
また、一般財団法人ルビ財団は、ルビの普及・活用に力を注ぎ、国語能力や思考力の向上にも寄与することを目指しています。特に、外国籍の方や障害を持つ方々を含む様々な人々が暮らしやすい多文化共生社会の実現に向けて、積極的に活動しています。さらに、同財団の設立は2023年5月24日で、東京都港区に拠点を置いています。ルビ財団の活動は、多様性を受け入れた社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。
名古屋市で行われる「ルビフル本」フェアは、子どもから大人まで誰でも楽しめる内容が充実しているので、ぜひ多くの人に足を運んでもらいたいと思います。また、書店や図書館という公共の場で、ふりがなを通じた新しい学びの楽しさを感じることができる貴重な機会でもあります。今後の広がりにも期待が高まります。公式サイトでも詳細が確認できますので、興味がある方はぜひ訪問してみてください。