株式会社cup of teaの新たな挑戦
株式会社cup of teaは、2023年10月12日に設立された、日本発の食のグローバルプロデュース企業です。設立の目的は、「マーケティングと物流の力を駆使して、食のグローバルブランドを育てる」こと。この理念のもと、オリジナルブランド『LUNE BALEINE』を筆頭に、国際物流に特化した知見を持つチームが事業を展開しています。
1. 資金調達の背景と目標
最近、同社は資金調達を実施しました。これにより、ブランドの企画・開発や貿易事業の推進を加速し、日本から世界へ食文化を発信するプロジェクトを進めるための資金を確保しました。特に、メンバーは約10名からなり、それぞれが食と物流の領域における豊富な経験を持っています。また、事業活動を本格化させるための資源として、以下の3つの主要な領域への投資を計画しています。
2. 自社運営ブランド『LUNE BALEINE』への投資
『LUNE BALEINE』は「お酒を愉しむ」をテーマにしたバターサンドブランドです。第1弾として、クランベリーカシスやオレンジブランデーなど、4種類のフレーバーを展開。2023年9月には新たに「La Terre」シリーズを加え、全8種類に拡充しています。今後はオンライン販売だけでなく、体験型店舗への出店を検討し、顧客との関係構築にも注力していく方針です。
3. 貿易事業への投資
品質保全が鍵となる食品物流において、同社の強みを生かして、高品質な食品や飲料を国際的に配送する取り組みを進めています。2023年12月には、M&Aを通じて酒類卸売業免許を取得し、海外から未展開ブランドの輸入と販売を視野に入れています。これにより、日本の食文化の国際的な拡がりを目指します。
4. 食企画プロデュース事業への投資
現在、持続可能な社会を作るための重要な課題として、GX(グリーントランスフォーメーション)が取り上げられています。食に関連するCO2排出が大きな割合を占める中、同社は環境に配慮した商品開発やマーケティングのサポートを行っていきます。これにより、企業や消費者、環境にとってサステナブルな選択を提供することを目指しています。
5. 社名とロゴの由来
「cup of tea」という社名は、「お気に入り」を意味します。食において「お気に入り」となる体験を生み出すことが、彼らの目指すビジョンです。ロゴデザインは、カップにさまざまな視点を加えた独自のモチーフで、ブランドの多様性を象徴しています。
今後の展望
株式会社cup of teaは今後も各ブランドやサービスを通じて、日本の食文化を進化させていくための活動を続けていく意向です。食のグローバルブランドとしての成長を続けることで、革新的な食体験を提供し続ける計画です。
会社情報
- - 所在地: 東京都渋谷区神宮前5-27-8 Los Gastos 3F
- - 代表者: 代表取締役 毛利源太
- - 設立日: 2023年10月12日
- - 事業内容: お酒を愉しむバターサンドブランド『LUNE BALEINE』の運営、貿易事業、食企画プロデュース事業
- - コーポレートサイト: https://cupoftea.inc/