新たな支援の拠点「manaby Campus」が宮城県に誕生

新しい拠点「manaby Campus」の誕生

株式会社manabyが、2024年12月に宮城県柴田郡に放課後等デイサービス「manaby Campus」を新たに開所することを発表しました。これは、障害のある子どもたちに対する支援体制を強化するための重要なステップとなります。

manabyのミッション

manabyは2016年に創業し、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」という使命のもと、就労支援事業を中心に多岐にわたるサービスを展開してきました。現在、全国で36拠点を持ち、障害のある方々が職場にスムーズに移行できるようサポートしています。新たに開所する「manaby Campus」は、同地域における細やかなニーズに合わせた支援を提供するための初めての独立した事業所となります。

地域密着型のサービス

「manaby Campus」では、近隣で育まれた自治体や関連機関との連携を重視。地域のニーズに応じた必要な支援を、迅速に届ける体制を整えています。また、すでに運営している「バンビ・アイランド」も、順次「manaby Campus」ブランドへの切り替えを行っていく予定で、2025年春には全ての事業所が新ブランドでの運営になる見込みです。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは、障害のある子どもたちが放課後や長期休暇中に受けることができる療育の場です。このサービスでは、日常生活動作の指導や集団生活への適応訓練、またはレスパイトケア（家族に代わっての短期的なサポート）などが提供されます。原則として就学児童が対象ですので、利用には通所受給者証が必要となります。

manaby Campusの特色

新設されるmanaby Campusでは、発達に不安を抱える小学生から高校生向けに、一人ひとりに特化した発達支援プログラムを提供します。具体的には、コミュニケーション能力や人間性を育む体験プログラム、自立を目指したソーシャルスキルトレーニング、さらにはITスキル訓練に役立つeラーニングコンテンツを活用するなど、多様なアプローチで支援します。子どもたちの「自分らしさ」を大切にし、それぞれの成長を見守る姿勢が重要です。

manabyについて

株式会社manabyは、障害を持つ方々に対して様々な支援サービスを提供する企業です。就労移行支援の他にも、オンライン就労支援や企業向けコンサルティングなど幅広い事業を通じて、働きづらさや生きづらさを抱える方々の力になろうと努めています。2016年の設立以来、「働きやすい社会」をテーマに活動し続け、2022年に東証TOKYO PRO Marketへ上場を果たしました。

このように、manaby Campusの開所は地域社会における新たな希望となり、支援を必要とする多くの子どもたちへ道を拓くことに寄与するでしょう。