次世代リサーチャー育成
2026-04-16 14:06:29

同志社大学とイプソス、次世代マーケティングリサーチャーの育成プロジェクトを始動

プロジェクトの背景


京都に位置する同志社大学の商学部教授、髙橋広行氏が主導する産学連携プロジェクトが始まりました。このプロジェクトは、世界最大規模の調査会社であるイプソス株式会社と協力し、学生に実務経験を提供しながら、企業と大学が協力して社会に貢献することを目指しています。

マーケティングリサーチの教育機会


この取り組みは、学生にとって貴重な実践的学びの場となるように設計されています。具体的には、2025年度に向けて、学生がマーケティングリサーチ業界に対する理解を深めることを目的として、2つの主要なステップで構成されています。まずは、マーケティングリサーチャーの役割や魅力についての講演を実施し、学生の興味を引きます。さらに、「炭酸飲料」という身近なテーマを取り上げたワークショップを通じて、調査の仮説の立て方や質問の仕方を学ぶことで、実践的なスキルが養われます。

実践的な探求


次に、学生は「若者のアルコール離れ」や「ソバーキュリアス」といったテーマを用いて、実際の自主調査データを使ったワークショップに参加します。ここでは、データ収集から分析までのプロセスを通じて、仮説に基づく調査設計や調査票の作成方法を学びます。この実践を通して、理論だけでなく実務も結び付けた貴重な体験を得ることができます。

調査結果の概要


この産学連携プロジェクトの一環として、ノンアルコール飲料に関する調査も実施されました。その結果、ノンアルコール飲料が主に「自宅でのくつろぎ時」に飲まれることが明らかになりました。特に、職場の飲み会などの社交シーンよりも、プライベートな空間での消費が増加していることが示されています。

世代ごとの消費動向


調査によれば、特に30代がノンアルコール飲料を週に1回以上飲む割合が64%と最も高いことが分かりました。この世代は、ノンアルコール飲料を「美味しいから」と言った理由で選ぶ傾向があり、50代の約2倍の割合となっています。代替品ではなく、新しい飲み物として好意的に受け入れられていることに注目が集まっています。

自己管理としての選択


また、全世代では飲酒が可能な状況でも「ウエイトを減らすため」「健康意識」などの理由により、意図的にノンアルコールを選ぶ傾向があります。この調査の結果は、若者のアルコール離れや「ソバーキュリアス」といった新たなトレンドを反映しており、今後の消費動向を見極めるための貴重なデータとなるでしょう。

未来に向けて


今後もこの産学連携プロジェクトは継続して実施され、学生のキャリア形成を支援するとともに、マーケティングリサーチ業界の未来を担う人材の育成に繋がっていくことを期待しています。イプソスと同志社大学の協力関係が深まり、業界全体の発展や社会への貢献を一層進めていくことが目指されているのです。

結論


同志社大学とイプソスが実施する産学連携プロジェクトは、実務経験を通じて学生に重要なスキルを提供し、同時に社会貢献にも寄与する取り組みです。これからの新たなマーケティングリサーチの未来を切り開く人材が育成されることを期待しています。

会社情報

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