ソーシャルメディアリスクマネジメントの新時代
株式会社トライバルメディアハウスが新たに展開するeラーニングプログラム「Social Media Risk Manager」は、企業を対象にソーシャルメディアのリスクを事前に診断し、対策を講じることを目的としています。特に近年、企業や個人に対する批判や非難が社会的な問題となっている中で、同社はこの新サービスを12月中旬から提供予定です。
ソーシャルメディア炎上の現状
企業がソーシャルメディアを活用する機会が増える一方で、やらせ行為や不適切な発言が原因となり炎上事故が急増しています。このような事態が企業に与える影響は甚大で、ブランドイメージの損失や、従業員の士気低下につながりかねません。トライバルメディアハウスは、こうした炎上を予防するために、従業員全体を対象としたリスク管理と教育プログラムが不可欠であると考えています。
プログラムの特色
「Social Media Risk Manager」は、次のような特色を持っています。
- - リスク診断: 従業員のソーシャルメディア利用実態を把握するためのアンケートを実施。その結果を基に、潜在的なリスクを部署や役職別に詳細に解析します。これにより、どの従業員が特にリスクを抱えているのかを判定し、必要な対策を講じることが可能です。
- - eラーニング: 誰もが簡単に理解できるように設計されたeラーニングプログラムが提供され、参加者はソーシャルメディアに関する基本的な理解から、具体的な炎上リスクとその回避策まで幅広く学べます。具体例を基にしたシナリオ設計や、イラストやクイズ形式の楽しさを交えた学習方法が特徴で、飽きることなく受講できる内容になっています。
大学生向け無償プログラム
加えて、同社は大学生のソーシャルメディアリテラシーの向上を目指し、本プログラムを無償で提供することも決定しました。特に新入生や就職活動を控えた学生たちがこのプログラムを通じて、ソーシャルメディアの正しい利用法を学び、社会人としての準備を整えることができるよう支援します。
価格設定と提供開始日
このプログラムは以下のような価格設定で提供されます。
- 初期設定費用: 500,000円/回
- 一般従業員向け: 4,500円/人
- 広報・広告・マーケティング担当者向け: 7,000円/人
- 初期設定費用: 300,000円/回
- 一般従業員向け: 3,500円/人
- 同担当業務向け: 5,000円/人
このプログラムの提供開始日は12月中旬予定であり、大学生向けの無償プログラムは来年度の春からスタートします。
まとめ
企業や大学生がソーシャルメディアを適切に活用し、安心して利用できる環境を整えるために、トライバルメディアハウスの「Social Media Risk Manager」は欠かせないサービスとなるでしょう。炎上事故がもたらす影響を未然に防ぎ、より良いソーシャルメディアの使い方を学ぶことが求められる時代です。