2Kが新たに設立したCloud Chamberスタジオの全貌と今後の展望について
2019年12月10日、2Kは新しいゲーム開発スタジオ「Cloud Chamber」を設立したことを発表しました。このスタジオは、2Kの親会社であるテイクツー・インタラクティブの全額出資により設立されたもので、インタラクティブ・エンターテイメントのさらなる発展を目指しています。Cloud Chamberはサンフランシスコ・ベイエリアのノヴァトとカナダのモントリオールにオフィスを持ち、今後数年間で「バイオショック」シリーズの最新作を開発することも決定しています。
スタジオの設立に際し、2K社長のデイヴィッド・イシュマラー氏は、製品ラインナップの拡大に向けて「有益なIPと優秀な人材に投資することが必要だ」とコメント。特に「バイオショック」が過去の世代で最も愛され、評価されているシリーズであることを強調し、Cloud Chamberによってその魅力がどのように進化していくのか期待が寄せられています。
Cloud Chamberのスタジオ総合代表に選ばれたのは、ゲーム業界で22年の経験を持ち、40以上のタイトルを手掛けてきたケリー・ギルモア氏です。彼女は2Kにおいて初の女性スタジオ責任者として、豊富な経験を駆使して製作方向の決定やマーケティング戦略に取り組むことになります。ギルモア氏は、Cloud Chamberの設立目的について「まだ誰も知らない世界を創り出し、ゲームという媒体の可能性を押し広げること」と述べ、多様性を重視したチームづくりも大切にしていると語りました。
また、モントリオールのスタジオマネージャーにはケン・シャクター氏が指名されました。彼はトロントのZyngaでの経験や独立系のゲーム開発会社Trapdoorの創設者としてのキャリアを持っており、Cloud Chamberと2Kを代表する役割を果たします。モントリオールの新オフィス設立には、ケベック州政府とモントリオール国際機関からの大きな支援も得られています。
これによりCloud Chamberは、Visual Concepts、Firaxis Games、Hangar 13などと共に2Kの全額出資開発スタジオ群となり、今後のゲーム制作において重要な役割を果たすことが期待されています。興味がある方は、公式ウェブサイトや2Kのキャリアページから採用情報を確認することができます。
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今後、Cloud Chamberがどのように「バイオショック」シリーズを刷新し、プレイヤーに驚きの体験を提供するのか非常に楽しみです。新たなクリエイティブな冒険が始まったことに、ゲームファンは大きな期待を寄せています。